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哀原 op
-2115年- マン・ホール島
夏の日差しが眩しい早朝。私はsks高等学校に登校するためホットプレートのようなアスファルトの上を歩いていた。
「う~ん今日も熱いな~」
地球温暖化の影響で地表の温度が上がったこの時代。早朝でもバターのように溶けそうになる錯覚を覚える。
こんな時、私の「能力」が役に立てば・・・と切に思う。
私の名前は哀原雪。sks高等学校に通う高校2年生だ。
カラカラに乾いたアスファルトを恨めしく思いながら足を動かし、
外れたまま放置されている鉄板のようなマンホールを回避する。
この暑いのに小鳥のさえずりが聞こえ、とても微笑ましい気分になる。
ピヨピヨ
?「・・・くれぇ」
小鳥のさえずりに紛れて何かが聞こえたような気がした。
?「・・・てくれぇ」
雪「?」
名前:哀原 雪
性別:女
年齢:15
クラス:2-3
能力:???
能力内容:???
容姿:白髪ショートカット 身長150
性格:大人しい。
武装:鎖鎌