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もっと楽に生きたい高2  作者: ほたる
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誕生日

私を1番知っている人は時によって、時代の流れで変わっていく。私を産んで育ててきた母は私の知らない私のことが思い出にある。私が思うより母は私のことをずっと近くに感じているんだと思う。母にとって私の思い出はずーっと私が生まれてからあるけど、私の母の思い出はある程度物心ついた頃からのもの。これを17歳の誕生日に初めて気づいた。母のいい思い出になっているのか、この17歳に母はどう思うのか、そんなことを考えるようになって、私も大人になったなと思えた。もう年をとりたくないなーって思う。17歳という数字は私にとって荷が重すぎる。17歳みたいなこと17歳になっていない。自分が情けなくなるし、切なくなる。17歳はこんなに孤独なのか。年をとるということは、孤独に耐えていくことなのかもしれない。

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