牛を応援するんじゃない、農家を応援するんだ。
いつもお読み下さりありがとうございます
今回は、いつもより強い気持ちで書いています。
もし、不愉快に感じる方がいたら謝ります。
ごめんなさい。
よろしくお願いします。
(誤字の報告ありがとうございます。修正致しました。)
本当にごめんなさい。
こんな事言って申し訳ないですが、いくらスーパーやコンビニで牛乳を買っても焼け石に水…にもならないかもです。
買わないよりマシかもしれませんが…
今現在、一軒の牧場から毎日いくらの牛乳が、廃棄されているかご存知ですか?
16万円分です。
毎日16万円分の牛乳が搾乳機からそのまま排水溝に捨てられているのです。
そして、牛を処分する場合は経費として落ちるし、補助金が出るようになっているのです。
もし、本気で応援したいなら、コンビニやスーパーで牛乳を買わずに、日本の牧場から直接、牛乳を買って下さい。
「直接」応援の基本です。
みなさんはグラスフェットバターをご存知でしょうか?
グラスフェッド。
「grass」牧草、芝生、草と、食べ物を与える、動物を飼育する、養う、エサ、などとの意味の「feed」の過去形で「fed」grass fedだそうです。
化学飼料や、農薬の入った食事をせず、朝から晩まで牧草を食べでのびのびと育った牛の乳から作ったバターです。
不飽和脂肪酸の働きでコレステロールを調整してくれ、一般的なバターより栄養価が高いのです。
色も黄色みが強く、味が濃い、風味も良く、とにかく美味しいバターです。
グラスフェットの牛は、通常の牛より乳の量が1/3と少なく、その分価格が高くなります。
調べればグラスフェットバターも、日本の牧場から直販で買えますから、直接応援になります
ちなみに北海道の牧場のグラスフェットバターは100g1490円です。450gなら4104円です。
高いですよね。
でも、それを買うことで、酪農家を支える事が出来ます。
スーパーで三本の牛乳買わず、一本でも農家から買って欲しいです。
グラスフェットの牛の育て方は放牧です。
耕作放置地を切り拓き、そこを牧草地にして牛を放つ。
15年前から宮崎県の牧場主が取り組んでいます。
今までは馬鹿にされていたやり方が、今、あちこちから見学者が来ているそうです。
耕作放置地は値段も安く、広大な土地が手に入ります。
そこを開拓していくのです。
耕作放置地の解決にもなり、外国人に日本の土地を買われたりする事も減るに違いありません。
このやり方を応援するのも、やはり農家から直接買うことしかないと思います。
今後、動物の餌の値段がどんどん上がって行きます。
牛を救いたいならならまず、農家さんを応援して下さい。
牛だけではありません。
鶏や、豚、野菜、果物…
農家さんから買うのは、スーパーで買うより高いですよ。
それでももし、本気で応援したいなら、農家さんから買いましょう。
知って、考えていただけたら嬉しいです。
拙い文章、最後までお読み下さりありがとうございました。