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止まった時間  作者: YJM★
2/2

手紙 啓太の過去

第二話です!!

読んでくれてありがとうございます(^O^)








私はあの日から、あの手紙を読んでからずっと後悔している。。


もっと啓太のこと聞けばよかった。


私のせいだ。。


啓太がいなくなってからすぐ探せばよかった。


私のせいで・・・



~6か月前~


啓太、今日も学校に来てない・・・。


私が告白しちゃったからなのかな?


告白なんてしなきゃよかった。。



友達、啓太以外いないし学校つまんない。 家に帰っても・・・。



啓太・・・

会いたいよ・・・。



会って理由が知りたい。


____。


ようやく苦痛な学校が終わり、家に帰ってきた。

いつも日課となっているポストを開いた。


あれ・・・?

夕刊以外にも封筒が入ってる。シンプルな茶色の封筒だった。


あ。私あてだ。誰だろう??


自分の部屋に行き、封筒を開けた。


差出人は・・・・・・・・



啓太だった。


うそ!?


啓太って啓太だよね!?


震える指先で中の手紙を読んでいった。





理沙へ



理沙の前からいきなりいなくなってごめんな。

あれから6か月がたったんだな。


話してなかったことがあります。


俺は理沙が好きだったんだと思う。


だから聞いて欲しい。


俺がまだ小学生だった頃、俺の母さんは男をつくって父さんと俺を置いて、家を出て行ったんだ。


父さんから聞いた話だと、母さんは他に何人も男がいたらしい。父さんと結婚したのは金目当てで、

俺を産みたくて産んだわけじゃなかったらしい。


母さんが出て行ってから父さんは元気がなくなって会社にもいかなくなった。


それで病気があることがわかって・・・。

手遅れだったらしい。。


そんとき俺ばかっだたから

「なんで病気になんかなるんだよ!!」

ってどなっちゃって、ちゃんと親孝行すればよかったなって思ってる。

でも父さんは悲しい顔で笑って

「ごめんな。こんな父さんでごめんな・・・。」

って。

別に父さんが悪いんじゃないのに・・・。


そのうち歩けなくなって、父さんは死んだんだ。


俺、苦しさをどこにぶつけたらいいかわからなくて、悪さもいっぱいした。

警察だっていった。だから本当は同い年じゃねえんだ。


どんどん奥に沈み込んでいくみたいで正直もう無理だった。


それでやり直そうって思って転校した。

不安だったけどマキに会って毎日すごい楽しかった。


マキに告られたとき、うれしかった。

でも俺はマキに釣り合わねえし俺は付き合うっていうのが恐い。


また捨てられんじゃないかって・・・何が正しいのかわからない。

でも、マキのこと嫌いでいなくなったわけじゃないってわかってほしかったから、

手紙送ったんだ。



ありがとう





一樹





「・・・っ・。」


私は手紙を読みながら泣いていた。


啓太、そんなことがあったんだね。。


きっとすごくつらかっただろう。


私の苦しみなんかよりももっと・・・。


何で分かってあげれなかったんだろう。




私はバカだ。。



第2話も読んでくれてありがとうございました!!


色々と指摘してくれるとすっごくうれしいです!!

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