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打ち合わせと本を選ぶ

達基はアジトの倉庫へ戻ってくると……。


魔導書店ではミフェナが幸のために魔法の本を探し……。

 ここは倉庫の地下にある部屋。

 あれから達基は、ここにくると仲間たち四人を集め話をしていた。


「転移者らしき男をみたって?」

「レクリス、そうなんだ。それも……一瞬だけだけど、あの人……幸かと思った」

「思った……って。ちゃんと確認しなかったの?」


 そうマルネに言われ達基は首を横に振る。


「いや、確認したくてあとを追ったけど。不覚にも見失った」

「そうかぁ。でもみたのが、会いたいと思ってた人だったら……もしかして今回の件を何とかしてくれるかな?」


 そうリナキャルに聞かれ達基は頷いた。


「ああ、幸なら解決してくれるはずだ。だから敢えて、能力者枠を設けようと思っている」

「どういう事だ? まさか……わざわざここに能力者を集める気か!」


 そうドガマヌべは言い、険しい表情になる。


「ああ、その方がいいと思った。なんでもありの闘技大会の開催が一ヶ月後だ。そうなると能力者が多く集まる。それなら、ここで選別しておこうかとな」

「タツキの言う通りね。ここで人数を減らしておけば、被害は最小限ですむわ」


 そうマルネが言うと達基は頷いた。


「でも、ここで選別しても……自ら出るんじゃないのか?」

「そうだな……レクリス。そうだとしても、一般人と能力者を戦わせる訳にはいかない」

「それでいいと思うわよ。それとだけど……能力者同士を戦わせるなら、広い方がいいと思うのだけど」


 そう言われ達基は考える。


「マルネの言う通りだ。そうなると能力者だけ草原で開催しよう」


 そう達基が言うと四人は頷いた。

 そのご達基たちは、募集のチラシや貼り紙を作成し始める。


 ◆◇◆◇◆◇


 ここは魔導書店。

 あれから幸は、ミフェナに本を選んでもらっていた。


「んー……基礎の本だけでもこんなにあるんだな」

「うん、だからどれかに絞って覚えた方がいい」

「そうか……。どれを覚えた方がいいんだ?」


 そう問われミフェナは、んーっと考える。


「攻撃系と補助系と回復系のどれにする?」

「できれば攻撃系がいいけど……。一番簡単で早く覚えられる方がいい」

「それだと補助系がいいかな」


 そう言いながらミフェナは、棚をみながら本を探し始めた。

 その様子を幸はみている。


「初級基本補助魔法を二冊と魔法の基礎知識を三冊……とりあえずこれだけあればいいか」

「やっぱり一冊じゃないんだな」

「本当は、もっと必要だと思うけど……そんなに時間かけてられないだろ?」


 そう問われ幸は頷く。


「そうだな……それに、魔法でさえ使えるか分からないし」

「じゃあ、魔道具も必要かも」

「魔道具か。この町にあるのか?」


 そう幸が聞くとミフェナは、ニコリと笑みを浮かべ頷いた。


「うん。この町の魔道具店には、色んな魔道具が揃っているんだ」

「それなら、俺にあった魔道具があるかもな」


 そう言い幸は、なぜかワクワクしている。

 そしてその後、幸は本を購入したあとミフェナの案内で魔道具店へと向かったのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


『壁立ち腕立て伏せ二十回を二セット〜(ง°̀ロ°́)งやるぞー!』…by幸


『(;´-д-)アヂィ……』…by波留


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^▽^*)

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