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第一章 第二部 冒険者契約

投稿頻度は大体一週間に一本。毎週金曜午後四時程度を目安にしていきたいと思います。

はじめは小さな町でとゆう要望通り彼は西部の町コレクトの近くの森で目を覚ました。背中にはいろいろ詰まっている鞄と、右手には小さな地図を持っていた。まず彼は右手の地図を広げながら、町に向かいギルド本部へと足を運んだ。

「ざわざわ」

「意外と住人はいるんだなあ。」

「お、兄ちゃんこの町に来るのは初めてか?」

「は、はい」

「そうかそうか、兄ちゃんも冒険者になるのか。おーい嬢ちゃん新しい冒険者が来たぞ」

「は、はーい今行きまーす」

ギルド本部に入ると入り口付近にいた中年男性がギルドの受付嬢へと案内してくれた。この町は冒険者にとって始まりの地らしく、未熟な冒険者たちであふれているんだとか、受付嬢がいろいろ準備している間、中年男性が説明してくれた。

「お待たせしました、今回冒険者契約を進行します、シロエと申します。質問があれば何でも聞いてくださいね。」

冒険者契約にはいろいろ準備があり、特色とか、ステータス、なれる職業と様々ある。そんな中一番最初に調べてもらったのは職業だった

「それではその石に手をかざしてください。」

確か職業は選べないってキスティインが言ってたっけ。つまりはこの石が決めるものにしかなれないのか。

「あれ、おかしいな。壊れちゃったのかな。ちょっと待ってね」

そう言ってシロエは反応のない石を斜め45度の角度でたたいた。

「こっちにもそうゆう風習があるのか」

「ん?何か言いましたか?」

「い、いえ何も」

「お、出ました、あなたの職業はと、、、努力者?」

ちょっと待ってて、と不思議そうな顔をした受付嬢はほかの職員に何かを聞きに行った。

手をかざした石に何かが写ったのに気付いた僕は頭でその文字を読んだ。努力によりあなたはなんにでもなれるでしょう、一つの職業に就くのもよし複数の職業を操るのもよし。あなた自身で考えればいつかは、、、っていつかはなんなんだよ。

「お待たせしました、申し訳ないのですが今までにそのような職業を見たことがなく」

シロエが帰ってきたすぐに、石を指さし何か写ってますよと伝えた時には字は消えてなくなっていた。

それから特色、ステータス、属性を調べてもらった

「これが冒険者プレートになります。あまり人には見せないほうがいいですよ、、、」

そういわれ、僕はひどい結果になったのであろうと、恐る恐る冒険者プレートを確認した。特色優しさ、職業努力者、ステータス all a+、ステータスはよくわからないが特色、職業の結果にはまあまあとみていった。問題だったのは属性と称号

「属性 無 称号 選ばれしもの?これって何ですか?」

「無は聞いたことありますが、あまりデータがなく詳しくはわかりません。しかし称号の(選ばれしもの)についてはわたくしたちも、データにも何も情報はありません。」

困っている受付嬢にこれ以上質問するのはよそうと、彼はありがとうございましたと、挨拶し冒険者契約書を受け取ってギルド本部を後にした。

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