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ツイフェミ2 アタオカ? 女性の前では正常を保てるフェミ騎士!

 俺とイリカは海で何やら白いビキニを来た胸の大きいお姉さんが緑色の団子の印刷された服の男に絡まれていた。


「何だあれ、緑色の団子が印刷されている人に絡まれてる?」


「あれは“フェミ騎士”!」


「フェミ騎士?」


「ツイフェミに味方する言葉の通じない異常者よ!」


 俺達は草むらに隠れ様子を見ることにするが、ビキニの女性の近くにはカメラが有り自撮りをしていた様だ。


(何か話してるわね。)


「だから何度も言ってる様に見なければ良いじゃない!」


「おや、今あなた同様しているね? そりゃそうでしょうね、あなたのご自慢のボディに対して正常でいられる猛者が現れたのですからね。」


「何言ってるのか分かんないんですけど?」


「私は男ですよ?」


「だから何なの!」


「残念でしたね、世の中の男が全員あなたに欲情するわけではないのです。 即ち私はただ一人あなたを性的な眼で見ないカッコいい男ですからね!」


(イリカ、何かアイツ意味不明な事ばっかり言っててイラついてきたんだが……。)


(奇遇ね、私もイライラが募って来たわ。)


 俺達は我慢の限界に達し、草むらから飛び出すと同時に正論を浴びせるがフェミ騎士は炎上しても何か言いながら消えていく。


「何だったんだ今の?」


「まだ安心は出来ないわ、フェミ騎士は消えても復活を繰り返すもの。」


「何だそりゃ!? 面倒にも程があるだろ!」


「やっと居なくなって助かりました。」


「大丈夫ですか、ところでこのような所で何をしていたのです?」


「撮影をしてたんです、最近本屋やビデオ店等でBLばかりが並んでいたので原因かどうかは判断はしかねますが遠くの地域で性犯罪が横行している様なのでこうして私の身体で溜まった性欲を画面越しにでも発散させられればと思いまして。」


「確かに本屋やコンビニに何故かBL本ばかりが並んでいたな。 少年誌でも青年誌でもBL関連のジャンルばかりでどれも同じ内容なのには呆れてものも言えないな。」


 俺はビキニのお姉さんの揺れる胸に目が行きながらも最近起こっている異常事態に頭を抱えていた。


「次は本屋にでも行く?」


「そうだな、まだ完全に漫画がツイフェミの魔の手に染まったとも言い難いし探してみるか。」


 ビキニのお姉さんに別れを告げ俺達はツイフェミに搾取された物を元に戻すべく本屋へと向かった。

TIPS

名誉男性とはツイフェミが男性と仲睦まじい女性の事を罵倒する為に造った造語である。


因みにツイフェミは女性の為の社会を目指していると言っておきながら自分の気に入らない物や人物を叩いて最終的にはブーメランが刺さり自滅する種族である。

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