秋:七変化とキタテハ(?)
七変化。
ランタナと呼ぶ方が通りが良いかもしれない。
が。
この町に来て初めて見たこの花は 『七変化』 の方が相応しい気がする。
なんとなれば。
ヤツは町の至るところで繁殖しているからだ!
花壇はもちろん、ちょっとした空き地も。アスファルトの隙間を割り、生い茂っている猛者もいる。
根も茎も強く、決して抜けない彼は、気づけば、我が家の庭にもおいでになっていた。
葉は香りが良く、優しいピンクと黄色の小さな花は可憐で、目を和ませる。
花期は夏の終わりから秋の終わりまでと長く、丈夫で初心者向きだ。
だがしかし。
濃紫色のブツブツと集まった実は、その本性を表し、いかにもふてぶてしく毒々しい。
あまりにも猛々しいのに何か嫌気がさし、折角おいでくださったのに、見かける度に刈り取ってしまっている。
しかし街角で咲いていると、やはり可愛らしいと思う。
擬人化するならば
『ヒモの彼が気づけば我が物顔で家に居座るのが嫌になって追い出したけれど、見掛けるとやっぱりちょっと、ときめいちゃう。
タイプの違う美人さんとの絡みも良き! 純粋に応援してるわ』
ってところだろうか。
園芸品種として売られているのをネットで見てビックリした。
庭に直植えは絶対にオススメしない。
蝶はキタテハだとは思うが、確信なし。