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初夏:サツキとドクダミ
我が家の下の子は4歳の後半になってもまだ舌足らずで、常に 『一生懸命しゃべってます』 感がある。
で、そいつが柔らかい優しい声で、こう言うのだ。
「あめが ふると おはなが ひらくからね。 あめには おはなが ひらく ちからが あるんだよ」
激萌える (←親バカ)
で、雨に花を開かせる力があるかどうかはさておき、早い梅雨の中で我が家の庭は今、地味に花盛りだ。
ドクダミ、この花は匂いはアレだが可愛い。
昔は煎じて胃薬にしたのだとかいうし、ア○パンマンでもドクダミ夫人なるお方がドクダミ茶なるものを振る舞ってた気がするし、なんかめっちゃ役に立つ感が健気なんである。
摘んで天日干しにでもすればお茶になるのか…… 雨の中にも鮮やかな白をチラチラ眺めつつ、我が家ではもっぱら、猫避けになっている。
このそばでは、昼咲月見草が小さいピンクの花を咲かせている。これまた可憐なのだが、どうもカメラがお嫌いのようで何回撮ってもうまく撮れぬ。
そして、サツキ。
色が赤いのに地味な印象の花だが、雨の中ではやはり良し。




