春:クロッカス (訂正:写真はフリージア)
沈丁花がすっかり花を落とす頃、町角からは再び、よく似た、しかしさらに甘い香りが漂い出す。
黄色のクロッカス。
春、この町ではなぜか、家々の庭や軒先に、この花が群れ咲くのだ。
姿は知っていたが、こんなにも香る花だとは知らなかった。
沈丁花のように遠くまで届く香りではないが、近くを通ると空気が柔らかく華やぐ。
しかしこの花、ギリシア神話では悲恋の青年の名前だそうだ。
神々に結婚を許してもらえず、自殺したクロッカスくん…… 恋人はそれを悲しみ後追い自殺!
哀れに思った花の女神フローラさんにより、お花になったとされている。
ちなみに恋人の方は、スミラックスという別の花にしてもらった。
―――― フローラさん優しい。
たぶん、そういうことなのだろうと思う。
しかし、あえてツッコミ入れたい。
…… なんでわざわざ、別の花に転生させたの!?
秋の桜子さまからご指摘いただきました!
写真の花はフリージアだそうです。
似すぎててわからなかった…… (爆)
クロッカスも、フリージアと間違えてるんじゃなければ、その辺に咲いてるので、いつか写真撮ったらこちらの欄に載せますね!
(さすがに全部間違えてるってことはないと思う…… けど全部フリージアだったらどうしよう。笑)
⇒ 追記。
子どもの幼稚園帰りに見てみたら、全部フリージアでした。
ごめんなさい!
ずっとクロッカスだと信じ込んでました……(笑)
ちなみにこれは、白のクロッカス (香らない種類) と思ってましたww 本当はスパラキシスという花のようです。
いつかクロッカス見つけたら、また、ここに写真のっけますね。
(何か面白いので本文はこのままにしときますw)
秋の桜子さま、ご指摘どうもありがとうございます!




