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春:桜若葉

挿絵(By みてみん)


光をこごめたような花びらがしきりに舞うのも、先日の雨で一段落。


ふと見れば、瑞々しいみどりがぐんぐん伸びている。


春は花の時期であるだけでなく、芽吹きの時期である。

庭の紫陽花も薔薇も、どんどんと新しい葉をつけている (そして始まる害虫との闘い。笑)。


しかし若葉の美しさでも、桜は群を抜いているように思う。

頼りなげで、でもイキイキとして、なんとも初々しいではないか。


葉桜、でなく 『桜若葉』 という言葉を推したくなるのは、つまりそういうことなのだ。


俳句の季語では、『葉桜』 というと夏。この写真よりもう少し後の、花がすっかり消えて若葉が枝を覆う、初夏の頃を指すのだろう。



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バナー製作:秋の桜子さま
― 新着の感想 ―
[良い点] 早くも葉桜の季節ですか…… 本当にあっという間です。 [一言] 無粋ですが、これから蚊の季節が始まると思うとうんざりします……
[良い点] こういう細やかな言葉の違いによる豊富な表現ってところに、日本語ってもんの懐の広さを感じて誇らしくもなりますのう……。 まあ、それだけに扱うのも難しいわけですが。(笑)
[一言] 桜若葉、初めて知りました 昼間に歩くと少し汗ばみそうになります まだまだ春のつもりなのに夏がにじり寄ってきている気がして焦ります まだまだ春を満喫していたいのに…… 春の裾を握りしめてでも…
感想一覧
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