第六章 --いざ新刊購入!--
さぁ、待ちにも待った貴方の順番が来ました。
きっとテーブルの上には頒布物と値札が並び、目の前にはサークルさんが売り子として立っていることでしょう。もしかするとクリエイターさんご本人かもしれませんよ。緊張しますね。
値札には新刊・既刊等の文字があると思います。普段目にしない言葉に戸惑うかもしれませんが、これは単純にNEW・OLDと新旧作を示しています。もっと分かりやすく書いて欲しいものですよね。しかし、そう書くのが即売会での文化らしいです。
ともあれ、事前にお品書きをチェックしていれば頒布物の種類や金額はわかっていることでしょう。売り子さんに欲しいモノと部数を告げて代金を払えばオッケーです。かんたんですね?
……不安ですか?
それではパニックになりそうになったときに使える魔法の言葉をお教えします。
お金に余裕がある方は「全部下さい」
経済的な方は「新刊ひとつ下さい」
これで万事オッケーです。
マスター曰く。熟練された参加者の多くは「新刊ひとつ下さい」の一言と同時に金額を手渡し、スムーズに戦果をあげていくものだそうです。
そうそう。このとき気を付けるのはお会計で1000円札以上のお札の使用は控えることです。もし壱万円札を出しても、釣り銭が用意できない場合もありますからね。前もって両替しておきましょう。
ちなみに、即売会などのイベントでは千円札・五百円・百円、この三種がメインとなります。
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