エクセンブラの人々(第165話『第二次遭遇は一方的に』時点)
・ジャレンス
エクセンブラ商業ギルドの理事。チョビ髭で愛妻家。
街道にて盗賊に襲われているところをキキョウ会に救われた。以後、キキョウ会とは強い繋がりを持つ。
・トーリエッタ
エクセンブラ六番通りで、服飾店『ブリオンヴェスト』を経営。職人としても高い技術を持つ。兎の耳を持つ獣人。
キキョウ会の外套製作の報酬により潤沢な資金を得てからは、仕事の大部分を部下に任せ趣味の服作りに没頭する。
本人の強い要望により、主人公のスタイリスト兼専属の職人として充実した日々を送る。
・ブーラデッシュ
エクセンブラ中央通りで、移動用魔道具の専門店『ブーラデッシュ商会』を経営。成金っぽい中年男。
主人公と賭博場で知り合い縁を持つ。装甲兵員輸送車デルタ号の製作を請け負った。
・ドミニク・クルーエル
エクセンブラ六番通りで、バイク店『ドミニク・クルーエル製作所』を経営。通称ドク。魔道具のゴーグルが特徴的な樽のような体形の老体。
主人公の愛車である二輪、ブルームスターギャラクシー号を制作した。また、キキョウ会メンバーの依頼により、多数の二輪車を受注生産している。
・ブルーノ
エクセンブラに拠点を置く、ブルーノ組の組長。
キキョウ会設立のきっかけとなる、最初の抗争の相手。
抗争の手打ち後は、キキョウ会の良き相談相手として持ちつ持たれつの関係を築く。
・バルジャー・クラッド
エクセンブラに拠点を置く、クラッド一家の当代。
クラッド一家は、エクセンブラ五大ファミリーの一角でもある。
キキョウ会が所持している装甲兵員輸送車デルタ号の資金提供者。
・ベルナール・クラオン
バルジャー・クラッドの護衛を務める高名な剣士。
残した逸話から、通称『雲切り』と呼ばれ、キキョウ会の副長であるジークルーネが憧れるほどの存在。
未踏領域で武者修行をした経歴を持ち、非鉱物で作られた正体不明の剣を持つ。
・アナスタシア・ユニオン総帥
エクセンブラに拠点を置く、アナスタシア・ユニオンの総帥。今のところ個人名は不詳。獅子獣人。
アナスタシア・ユニオンは、エクセンブラ五大ファミリーの一角でもあるが、本部は北方の大国ベルリーザにある。
総帥の妹はキキョウ会と友人関係にある。