エクセンブラの人々(第97話『口より拳』時点)
・ジャレンス
エクセンブラ商業ギルドの理事。チョビ髭で愛妻家。
街道にて盗賊に襲われているところをキキョウ会に救われた。以後、キキョウ会とは強い繋がりを持つ。
・トーリエッタ
エクセンブラ六番通りで、服飾店"ブリオンヴェスト"を経営。職人としても高い技術を持つ。兎の耳を持つ獣人。
キキョウ会の外套製作の報酬により潤沢な資金を得てからは、仕事の大部分を部下に任せ趣味の服作りに没頭する。
本人の強い要望により、主人公のスタイリストおよび専属の職人として充実した日々を送る。
・ブーラデッシュ
エクセンブラ中央通りで、移動用魔道具の専門店"ブーラデッシュ商会"を経営。成金っぽい中年男。
主人公と賭博場で知り合い縁を持つ。装甲兵員輸送車デルタ号の製作を請け負った。
・ドミニク・クルーエル
エクセンブラ六番通りで、ドミニク・クルーエル製作所を経営。通称"ドク"。魔道具のゴーグルが特徴的な樽のような体形の老体。
主人公の愛車である二輪、ブルームスターギャラクシー号を制作した。また、キキョウ会メンバーの依頼により、多数の二輪車を受注生産している。
・ブルーノ
エクセンブラに拠点を置く、ブルーノ組の組長。
キキョウ会設立のきっかけとなる、最初の抗争の相手。
抗争の手打ち後は、キキョウ会の良き相談相手として持ちつ持たれつの関係を築く。
・バルジャー・クラッド
エクセンブラに拠点を置く、クラッド一家の当代。
クラッド一家は、エクセンブラ五大ファミリーの一角でもある。
キキョウ会が所持している装甲兵員輸送車デルタ号の資金提供者。
・ベルナール・クラオン
バルジャー・クラッドの護衛を務める高名な剣士。
残した逸話から、通称"雲切り"と呼ばれ、キキョウ会の副長であるジークルーネが憧れるほどの存在。
未踏領域で武者修行をした経歴を持ち、非鉱物で作られた正体不明の剣を持つ。
・アナスタシア・ユニオン総帥
エクセンブラに拠点を置く、アナスタシア・ユニオンの総帥。今のところ個人名は不詳。獅子獣人。
アナスタシア・ユニオンは、エクセンブラ五大ファミリーの一角でもあるが、本部は北方の大国ベルリーザにある。
総帥の妹はキキョウ会と友人関係にある。
・マクダリアン
エクセンブラに拠点を置く、マクダリアン一家の当代。
マクダリアン一家は、エクセンブラ五大ファミリーの一角でもある。
キキョウ会とは敵対関係にある。
・ダグラス・ダント・ダクマスティ
エクセンブラ守備隊の副将軍の地位にある。レトナーク貴族でダクマスティ伯爵家五男。家柄は良い。
キキョウ会の賭博場で、負け分を踏み倒そうとして弱みを握られた。
・マーガレット・ゲリン
ゴシップ寄りの総合誌"レディース・エル・ジャーナル"のインタビュアー。
キキョウ会に対するネガティブなデマに対抗しようとした主人公をインタビューした。
キキョウ会には好意的。