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『試作』この世の全ては俺のモノ  作者: 赤色シャーペン
3/3

残虐系ループとやら。

黒い塊とその塊の向こうにいた人影を見て、意識が飛んだ数秒後……といっても俺の感覚からしての数秒後再びベッドの上で目を覚ました。


体を起こし辺りを見回しても破砕音の原因は見当たらないし壊れた物も、人影も黒い塊だって見あたらない。


ああ……そうか夢か。


いきなり異世界に飛ばされて混乱して、思ったこと日記帳に書きなぐって疲れて寝たんだな、と思った。しかし……


「……っ!?」


あの2,3度説明書を読んで理解した、この世界で生き残る為のチートアイテムであろう日記帳が、さっき書きなぐって開いていた日記帳の1ページが黒く塗りつぶされていた……。


黒く塗りつぶされてるって事は死んだってことなのか!?そんな思いで、日記を確認すると確かにさっき書いたページであり、うっすらと今日の日付が見て取れた。


絶望した。だけど、この世界で生き抜くと決意した時既に絶望していた為か、まだ日記はあると次に向かう思いでまた日記を書いた。


「時間が戻るってことはまたあの黒いのが来るって事だよな……なら備えを整えないと。また死ぬのは嫌だからな。」


そう言ってどこか隠れることが出来そうな所を探す。ふと思い出したのはクローゼットだ。クローゼットを開け、防具を取り出す。一番頑丈そうなフルフェイスメイルとタワーシールドがあったので装備してみた。


「完全装備してみたはいいけど……重っ」


たかが一般的な高校生の身で鍛えたりもせずメイルをかぶり、タワーシールドを持って動くことは無理に近かった。

なのでそのまま入り口に向かって構えていることにした。


「これならいける!……だけどタワーシールドを構えているせいか前が見えないっ……あと重い……」


そうこうしている内に案の定、破砕音が響いた。

前方から聞こえたってことは間違いなく入り口が破壊されたのだろう。


完全装備だからと油断はせず、身構える。

次の瞬間、目の前のタワーシールドの上部分が黒い塊に押し潰され、拉げていくではないか。そして兜に強い衝撃が走る。


「ぐっ……!!」


兜に当たった瞬間黒い塊は勢いを止めた。兜越しとはいえ頭に強い衝撃が伝わったのだ。軽く脳震盪を起こした。クラクラする……そんな頭を抱えながら黒い塊が止まった事に驚き、そして兜の中で安堵の表情を見せる。

安堵の表情でも感じ取ったのか黒い塊はゆっくりと引いていった。

それに油断し顔を数センチあげた時、後悔した。

また黒い塊が落ちて来たのだ。


「ヒェッ?…………グギィ……ァ…………」


我ながら見っとも無い変な声を出していた。そんな事を考えつつも今何が起こっているのか理解する事が出来た。


あの黒い塊にメイルこど押し潰されているのだ。メイルはミシミシと悲鳴を上げてプラスチックの様に拉げ、潰れていく。それは俺の身体も同じだった。最初は顔が押される様な感覚だった。そして猛烈な痛みが込み上げて来ると同時に身体中の骨という骨が悲鳴をあげ、身体が潰れて行く……押されて小さくなっていくのがわかった。クソ重い鎧のせいで横に逃げることも、身動き1つ取る事も出来ず、黒い塊にかかった重力に従うようにどんどん下へ……。


──そして、やっと俺の意識は途切れた。

修正しました。1話と2話+新話をくっつけ、3話に新しい話として修正しました。


いきなりグロ系ですが、

たぶん主人公が幾らか死んでから物語はスタートします。物語本編はスタートしてしまえば、さほどグロい話にするつもりはありません。


初めての作品ですので生暖かい目で見守って下さい。



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