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『試作』この世の全ては俺のモノ  作者: 赤色シャーペン
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日記帳

取り敢えずこの『まにゅある本』から読み取れる世界観はまとめた。よくゲームの中に置き去りにされてログアウト出来なくなるとか、ゲームの世界に入るとかあるけど、

この世界は完璧な異世界ってわけか……



そう思い『まにゅある本』に書かれていた『日記』を探す。

どこにあるのか、いつも考えてる事に対しあらかじめ返事をくれている(かいてある)マニュアル本を捲っていく。

分厚いマニュアル本を捲っていくと、紙がくりぬかれており、文庫本程度の大きさの高そうな革表紙のメモ帳らしき物が入って……はまっていた。


はまっていたメモ帳を取り出すと、

どうやらこのメモ帳は穴のあいた紙を挟める仕様になっており、このメモ帳を使うに当たっての注意書きのかいてあるメモ一枚と白紙のメモ用紙が三枚既に挟まっていた。


注意書きにはマニュアル本とは少し違った内容が記されていた。

マニュアル本が全てって訳じゃないんだな……

書かれていた内容はこう。


『このメモ帳は日記帳です。この世界であなたの命の保険のようなものですから、命と同等、それ以上として扱ってください。この日記帳は付属のペン以外では書くことができません。』


調べてみると背表紙にあたる部分にペンが差し込まれていた。


『この日記帳はあなたと神様以外見ることはできません。というのもこの日記帳は復活のための鍵となると同時に神様への報告書となっております。

復活についてですが、あなたが死んでしまった場合、死んだ時間より最も近い日付の日記を書いた時点に時間が戻ります。勿論こんな力は無制限には使えません。この日記帳の力が発動し時間が戻った場合、その時間の日記帳のページが黒く塗りつぶされます。ページの表と裏、両面使用した場合そのページは燃えてなくなります。ですから注意して利用してください。日記用紙はこの世界での出来事……ゲームで言う所のイベントをクリアする事で貰えるかもしれませんので頑張ってください。』


ド●クエの冒険日記みたいな感じかと思っていたら制限があるとは……

三枚あるってことは両面で六回生き返れるってことか……

同じような時間に書けば……いや駄目だ。紙の無駄だ。

そんなことを考えながらもやはり見落とすことができないのは最後の文。


『日記用紙の無い状態で使用なされますと、本当の死を迎えることになります。時間を戻し、蘇生することが出来なくなります。お気を付け下さい。』


紙が無くなれば復活できない。何となく分かっていた事実を突き付けられた。死ななければ良い話だが、異世界だ。何が出てくるかわからない。一度たりとも死なないとは言い切ることは出来なかった。


取り敢えずこの日記帳を手にしたこと異世界に飛ばされたことに対して書き綴ることにした。



書くにしてもなにを書こうか……そう言えば神様とやらが見てるらしいな。

何で異世界に飛ばされたのか、何で俺じゃないといけなかったのか、今思う事を書きなぐった。


日記に心情を書きなぐり、形にする事で落ち着いたのか気分が些か楽になった。枚数制限があるため日記はもう書くつもりはない。ならばと思い部屋の中を調べることにした。


「脱出ゲームならベッドの隅に何か落てるはずだけど……」

案の定というか何も無い。ベッドから出て色々見ようとしたが、色々というほど物が無い。だが先程から気になっている物が1つ。クローゼットだ。

開けて見ると「うわぁ……」と声が出た。

そこにはテンプレと言うか武器に防具、薬のような瓶に入った変な色の液体が入れられていた。


クローゼットの扉の大きさは男の肩幅程度の小さい物なのに、あからさまに許容範囲を超える量の物がある。


武器は短剣に、長剣、大剣、刀、メリケンサック、グローブ、棍棒、ハンマー、槍、大弓、マスケット銃、先っぽにでっかい水晶の着いた杖。防具は、胸当てに、鎖帷子、錆びたメイル、足軽のような武者鎧に、革のローブ。


挙句の果てに、短剣と同じ位の長さの美少女フィギュア、六連サイリウム、ピコピコハンマー、「奈良」の字が掘ってある木刀、ゲーム●ューブ×2まである……


一体何と戦えっていうのだろうか……


『バキャァァア!!』


ゲーム●ューブなら拳武器でいけるか?と考えていると部屋の中に破砕音が響いた。


「……へ?……なにがお───」


状況を確認するため破砕音が起こった場所に目を向けると同時に何が起こったんだ?と呟いた──正確には呟こうとした瞬間、


「き…!グペャッ…………ア……ァ……」


視線を向けた先にいた人影の足元と頭上から勢い良く落ちて来た黒い塊を視界に捉えたのを最後に、


──そこで意識が無くなった。


文増やしました。

読み易い文を心掛けて作っているつもりです。

頑張りますm(_ _)m

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