人喰い妖怪は夜を飛ぶ
短編(?)です
この小説は上海アリス幻楽団 東方projectの 二次創作作品です。 独自設定、独自解釈を含みます
ぜひ最後までご覧ください!
夜、それは人間が活動を休める時間
夜、それは妖怪が活動を始める時間、、、
今日は1人で夜の空を飛ぶ、あてもなくふらふらと。
「『夜風が気持ちいいわね』なんて…昔あの巫女が言ってたっけ」
少女の形をした妖怪は、独り言を言いながら少し昔の記憶を思い出していた。
「今日は森の方に行ってみようかな? でもあそこ気分悪くなるんだよなぁ」
彼女が言った森、人呼んで『妖怪の森』は森全体が妖力で包まれており、
ほぼ光が無く湿気が多い為、沢山の妖力を吸ったきのこが生息している。
その為、茸と森の瘴気は妖怪さえも拒んでいる。
「あ、この家は、、、魔理沙の家なのかー 今は留守のようだけど」
今彼女が飛んでいる真下の家、その家の住人、魔理沙こと霧雨魔理沙は訳あって家出をしこの森に住んでいる魔法使いで『霧雨魔法店』と言う何でも屋を営んでいる。
今日は外出しているようだが、、、、、、
「あれ?ルーミアか?」
後ろからの声に驚きルーミアは、後ろを振り向く
そこにはバナナ色の髪で(おい)
白と黒のいかにも魔法使いといった服装をしており、箒に跨っている少女が居た、
「あ、魔理沙なのかー?」
そう、その少女こそ、先述した霧雨魔理沙だ
「よう! お前が森に来るのは珍しいな、何かあったのか、?」
別何があっただけではなく、気分でルーミアは来たのだが、、、
「んー勝負しようと思って」
「へ?」
魔理沙はすっとんきょうな声を出した、
ルーミアの話に脈絡が無かったこともあったが、、、
これでルーミアが勝負を挑んで来るのは、今日で5回連続だったからだ。
「別に勝負してやることはいいんだが、、、」
魔理沙は怪訝な顔をする。
「2日間でもう5回目だぜ? お前そんな好戦的なタイプじゃ無かっただろ」
「まぁ、いいじゃない」
ルーミアには特に目的も無かった
「そ、そうか」
(また何かの異変の影響か、、、?)
そう魔理沙は感じたが……
「じゃあ始めようよ」
「その前に、お約束事だ、」
「で、なんでそんな手広げてるのさ」
「『聖者は十字架に磔られました』って言ってるように見える?」
「『人類は十進法を採用しました』って見えるな」
割と話が解る妖怪である。
いつものように弾幕ごっこが始まった。
「はあ、はぁ、やられたのかー」
「おいおいまだ2枚目のスペカだぜ…?そんなんで私に勝負を挑むとはまだまだだ」
実はこの時ルーミアが強くなっているのに魔理沙は気づいていた
(私と勝負してるから強くなってきたのか、、、? それとも…)
「まぁ、考えすぎか…」
ぐぅーーーー
その時、ルーミアのお腹が思いっきり鳴った
「うぅ…恥ずかしいのだー…」
「なんだルーミア、まだご飯食べてなかったの
か」
「どうだ?家で食べようぜ!私もまだなんだ!」
「え、いいのかー?!じゃあご馳走になるのだー」
ルーミアは人喰い妖怪ではあるが幻想郷の人間を食べる事はない、
それが幻想郷の掟であるからだ
「今日はキノコスープだぜ!」
「美味しそうなのだ!」
2人の笑い声が聞こえてくる
孤独が好きだが、偶にはこんな夜も悪くないと感じたルーミアであった。
読んでくださりありがとうございました!
よければ別作品もぜひ!
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