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特別ダンジョン①

ども。いや~なかなかいそがしいんですよ最近。

じゃ、どぞ。

20xx年某日それは起こった。

地面が揺れ、空からたくさんの隕石が降り注いだ。

そしてそれに呼応するかのように世界各地にダンジョンが現れ、それと同時に人間の限界を超越した者が人類から現れ始めた。

だが、超越者と呼ばれるその者たちがダンジョンを攻略していくことで人々の平穏は守られていた。



「こんにちは~倉峰さん。」

「あれ、岩崎君じゃないか。もう引退したんじゃなかったのかい?」

「いや~最近新しいことを始めたいと思っていてね。資金集めをしようと思って。」

「ははは。確かにこの仕事ほど稼げる仕事はなかなかないもんな。」

「でも大丈夫かな、だいぶ離れていたから。」

「ああ。それなら...」

「こんにちは!今日もよろしくお願いします!」

「ん?誰だいあの子は?」

「彼は灯火相馬ともしび そうま君と言ってね。世界最弱と言われているハンターだから、彼の来るダンジョンはランクの低い4級か5級のダンジョンだからまず死ぬことはないさ。だから安心しな。」

「はぁ?じゃあいったい彼は何のためにハンターをやっているんだい?」

「動画を撮影しているんだ。ダンジョン内部を撮影して研究機関に渡しているんだよ。それで稼いでいるらしい。」

「それって儲かるのか?」

「いいやあまり儲からないらしい。でも5級モンスター1匹倒すよりは儲かるらしいぞ。」

「そんなに弱いのか世界最弱っていうのは。」

「聞かれたらまずいもうこの辺で終わりにしよう」


...はぁ。全部丸聞こえだよ。

   俺は灯火相馬。5級ハンターだ。もともと灯火というおかしな名字でからかわれていたのに、いくつものレイドに参加してその度に大怪我をしているせいで世界最弱というあだ名までついてしまった。

...強くなりたい。

   何度そう急に思ったことか。でも強くなるには再度超越しなければならない。だが、そもそも   

超越は急におこるものだから神頼み。つまりこれ以上強くなることは不可能。それでも5年前にダンジョンで行方不明になった親父を見つけるために俺はハンターを続けている。

俺はあたりをきょろきょろ見回してハンターサポートセンターを見つける。

「すみません。レモンティーありますか?」

「あっ灯火さん。すみません。今ちょうど切らしてて。」

「そうですか...じゃあ水をください。」

「はい。どうぞ。」

「ありがとうございます。」

俺がサポート員と軽く話していると、


「さてそろそろ行きましょう。一応このチームのリーダーは私ということでいいですか?」

「いいんじゃないか。この中では難波さんが一番強いし。」

「俺も賛成」

「俺も~」

「私も~」

...確かに難波さんなら4級の中でも上位のハンターだし任せられるな。

「では全員賛成ということで今日はよろしくお願いします。」

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

「とは言っても今回は5級ダンジョンですのでそこまで緊張しなくて大丈夫ですよ。では潜りましょう。」


ハンターたちが潜った後、

「大丈夫かな、灯火さん。いつものあげられなかったし嫌な予感がする。」

「ちょっと心配だけど問題ないだろ流石に5級ダンジョンで死ぬわけないだろ。」

「まあそうだよな。」



ダンジョン内部

シャキン ドン バン!!!シャキン キン!!!

「ふう。これである程度片付きましたね。そろそろボス部屋に行きましょう。」

「「「「「「「「はい。」」」」」」」」

「今回のボスは...ブラックベアーですか。結構あたりですね。この毛皮は高く売れますよ。行きましょう。」

...なるほど。今回は森の小道みたいな感じだからか。

難波さんが先陣を切ってゆくと、数分もたたずにズシャと音を立ててブラックベアーの首が飛んだ。

「あれ?おかしいですね。こんなにあっさり終わるとは。では報酬を確認しましょう。」



少し高いところに作られた祭壇の上に何か書かれた紙とボタンがあった。

「これは恐らく特別ダンジョンじゃないでしょうか?祭壇の間と書かれていますね。難易度はわかりませんが、特別ダンジョンの報酬はとてもいいと聞いています。私は行こうと思うのですが、どうしますか?」

「賛成」

「反対」

「賛成」

「賛成」

「賛成」

「反対」

「反対」

「賛成」

「今ちょうど半分だが灯火君君はどうしたい?」

...もしかしたら特別ダンジョンに親父がいるかもしれない。

少し考えてから、

「賛成」

と答えた。

「それでは賛成の人たちでここから先は行きます。反対の人たちは先に戻っていてください。」

「「「「「「「「はい。」」」」」」」」

「ではいきましょう。」

リーダーがボタンを押すと目の前の壁が二つに割れ、とてつもなくでかい扉が現れ、ボス部屋の入り口が閉まってしまった。

「リーダーどうしますか?結局攻略しないといけないっぽいですよ。」

「仕方ない。みんなで行こう。」

リーダーが扉を開けて全員が入ると扉はバタンと音を立てて閉まった。

なんか一番うまくかけた気がしますね。これを中心にほかの二作品もどんどん投稿していきたいと思います。

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