角の聖職者になったんだが聖職者じゃなくて大王者だった
彼、北村大地は武器を持ち戦場にいた。どうなんだこれええええええええええええええええ
彼北村大地は殴っていた、そう、メイスで。
「叩いて攻撃してりゃ、いづれ職業が現れんだろ!うん!うん!」
2体のゴブリンとスパルトイソルジャーを倒した。
さらに叩き続けて3時間もう夕日かな?そろそろ家に。で、ステータスを確認する「あれぇ。レベルも上がってなくて職業は…ない。」残念賞また明日。
璃々と顔を合わせる時間帯になった頃、璃々はせっせと働いていた。
「よぉ精が出るな。これで米を買いたい。」
「あいよ。米ね。頑張って持ちなよ。」「いや、アイテムボックス手に入ったからそんなには。」
「じゃあどうぞ。またあとでね。」「おうよ。」
鎧の中の存在すら簡単に見破られてしまった。「…なぜおれだと気づく」
「そりゃ支払い携帯でやるのなんて私の知り合い一人ぽっちだし。つーかなんだそのよさそうな装備。」
「聖職者になった。いい装備だろ。何をしたらいいかわからなくなったがな。」
「それじゃさ、私と違って職業なんかも…?できる範囲でいいから教えてほしいな?」
「?ああ職業も訳わかめだ。もしかしたら何か理由があるとは踏んでる。」
「それはまぁ?理由はあるだろうけどさ。理由…教えてあげるからこの先の宿代払ってくれるなら教えたげる(ごにょごにょ)」「なんだと。じゃあおごるぜ。」
「それじゃ待っててあと一時間。」 「おうよ。」
そして1時間以上が過ぎた。「おまたせ。」 「なんか買ってきたのか。いくらだ。」
「これは魔導書そうやすやす渡せない。超過去形の魔導書だから私にも触れられているが簡単には出せない物なんだよ。理解してくれ!」「了解」
「では理由の話をするよ?部屋はどこ?」部屋へ移動した。
「えっとね理由は魔法力だって、最初に使った魔法属性でステータスの職業を鑑定。適性は別物ですね。だって」そう答えると、「それじゃ魔法をその魔導書で。」「ただの知る辺だよ?」
「え?簡単に唱えるだけの呪文をその魔導書にあるんじゃないのか?」
「いいや、実は現代魔法が使える技もないし。さらに言えば現代魔法より古いから威力もろいよ。」
「とりあえず魔法を打ってみる。」仕組みはこうであった、精神力を魔法に変える。それだけ。
「一番使いやすいのは…ポイミか。ポイミ。」しゅわぁぁぁぁ~~~~
「なんか5,6滴出てきたね。」 「5,6滴というと、将軍になれるか。」
「…なってた。」普通にそうだった。
「それじゃあ職業を…どうやら何ともないらしい。」
「第一ページ目から書かれてる当たり前があっさり破られた!」
「それじゃあ古代なのが悪いんだろ。正しくない。もしかしたら新代はちがうかも?」
「現代魔導書は何円なんだろうね。調べてもらおうか?」
「というかお前職業発現したのか?」
「えっへん、全属性に特性持ちと噂の魔術師になったし!」
「へぇぇぇそんなのに…魔法使いじゃないのか?」
「うん。魔術師に特性持つものはどうやら魔法士には崇められるらしいけど。適性も上らしい。」
「いきなり中級ジョブってか…俺は上級だったり?」
「なんかゲームっぽいからそんなのが普通にわかるよね。初期要求ジョブが人それぞれ違うなんて…びっくりだよね。」
「もしかしたら、そういうのが世界観的には面白みありってやつなのかもな。とりあえず異世界研究開始だ!」璃々「おう!」
「で、謎なんだが。」 「うん?」 「この辺はおれらがこんな服着てても何にも言わないな。どうしてだ?もしかして一番多いのか?異世界転移者」 「うん。そうだって。働いてる親方が言ってた。」
「それじゃあ本を探すか。特に転移者の本」 「魔導書の本じゃなくて、あ。そういうことか。」
「元に戻る例。あるかもじゃん。」 「リラーが何か言いたそうにしてるきいてみよ?」
「ご主人様いいとこ気が付いた!異世界人といわれるあなた様のお仲間は適正クエスト持ち!よっぽどのことでない限り外れ情報はないはず!探しましょう!」
「じゃ、まずは魔導書探していい期間が出来たな。よしまずは本屋だ。」
「そういや本屋はどこにあるんだろう?親方に借りてたほん返さないと。」
「親方ありがとう。二人共といわず一人は職業もらえた!」
「ということはお嬢ちゃんか。また明日も来なよ。人でなら不足してるし。」
「おいっす。では。そういえば本屋さんてどこにあるんですか?知ってたら教えてください」
「本屋ねぇ。とりあえず良いのが置いてないのであればここまっすぐのデカい建物内にあるよ。」
「あんがと。では相方と相談していってくる」 「はいよ。」
「よし。どうやらあのつるはしが入り口になってる店が魔導書屋のようだな。行ってみるか。」
「うん。きっと格安もあるね。行ってみよう。」
しばらく歩く後飲み物屋さんにたどり着いた。
「飲み物はどうかね?そこの若いお客さん。」
「じゃたっぷり一本ください。毒は抜いてね」
「了解したよ。どうぞお入り?中でたっぷりあげるわ。」
「ああ、パスワードだったのか隣の店の」
隣の店が目的の場所だった。「どうぞ?久しぶりのお客さん。竜人にくそったれ。」
「竜人にくそったれ。」扉があいた
「まずはそこのお兄さん職業ないね。占ってあげるよ。」
「いきなりばれた。ではお願いします。」
「…これは将来が浮かばれるねぇ。いい職業にたどり着きそうだ。進めるよ」
順々に調べていく。何かアイパッドみたいにタッチしてるのがこそばゆい。
「ふむ…聖職者なのは間違いないねぇ…どうやったって冒険者鑑定ではでてこない種類のがいくつも適正職にあがってるね。これは…おっとともうしばらく待ってね。」
「どんな職業なんだろう…」
「でたね。少し刻印を押すから手の裏をこっちに向けてくれ。」
「はい。……これが刻印?花の模様と三方面に日本語の角?面白い組み合わせだな。どういう意味だ?」
「あなたは角の勇者、または角の騎士または角の賢者だそうです。花はどの面を重要視しても花が開くだろうという象徴です。いわゆる大王者です。」
「職業鑑定結果は聖職者の王?ではなくて??」「そうとも書くのです。どうぞよく知っておいてください角の聖職者。あなたは何をなそうとも世界を救う。そう思われています。そしてどうかこの魔導書を」
「?どうやら本はくれるんですね…えーと過去の角の勇者が使った魔法が入った現代魔導書。値段は?」
「いただきません。ついでに他にもいただきません。ただ、気を付けて武装なさってください。ここ壁は薄いから誰が狙うか。あなたを」
「了解した。でも…飲み物代は払いますね。」
「えっ、粗茶なので、ペットボトルレベルでも差し上げますよ?」
「では200ゼル位払いますよ。それでチャラで。」
「は、はい。それではこちらに…変なお客さん。」
「お母さんただいまー。重いもんあったら持ってくけど?」
「あらユウキ、おかえり。なんかあなたと同年代位のお客さんが来てるわよ?話でもしたら?お客さん護衛なんかは今いかが?今ならうちのユウキが。」
「余計なおせっかいはやめろって…すいませんね。うちの親が。俺はユウキ。二方は冒険者っすか?」
「いや、俺は何やら万能鑑定されたみたいで。すごい職業ってのをあなたの親から。」
「へぇ、万能ってことは賢者かなにか?すごい人が来たんだね。って今日の会計は?」
「ん?今日の会計は国に提出するものでたんまりもらえるわ。なにせ国王じゃないけれど大王が現れたんだもの。しばらくは飢えずにどうにかなるわ。」
「そっか。…でも不思議とそこの人には大王じゃないような存在にも見えるな。平民の出かな」
「そりゃ俺達のうち片方は中級職だもんなぁ?璃々」「むっ」
「中級って知ってる当たり貴族だろうがよ。そういう知識を持ってるのって大体いい育ちの家柄だろ?」
「俺の居た町では知ってるやつは知ってる情報なんだけどな。賢者が上級なのは間違いないだろうし。」
「そういえばわかりずらいけど大賢者クラスだとは言われなかったね。どうしてだろ?」
「ん?万能鑑定は最上級までわかるぞ?母さん説明は?」
「それが簡単に言えたら世話ないわよ。でも判定はステータスボードで…ほら大王者。括弧閉じで現角の3属性って」
「3属性の説明は?それすらしてないだろ。」
「はっ。これはお金をもらわないと!我が息子に貢献しないとまた会うであろうあなたたちに親切に3属性の仕組みを教えられないわぁ。」
「何?まだあれ説明するのめんどくて俺にお説明させるのか?はぁ…これがあいつがいれば俺も楽できるのにまだ戻ってないんじゃ…はぁめんどくせぇ。先に角の説明しろよ。そうしたら帰ってくるだろ。」
「じゃあ角の説明をお願いします。主に角度とか角精とかの理屈でしょうが。」
「角はよく知ってるじゃねえか。そんな具合じゃねぇの。というか魔法撃ってみろよ。外でな。」
そして、適当に話が進み、また後の日に至る。