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時間厳守  作者: 夢即空
4/4

四人そろって支(四)離滅裂?

遅れたね、うん遅れたよ

だって中間テストあったんだもの、これでバラ色だったらやばいんだもの

まっかっかって、だめだもの

ここはどこだい・・・・・・?


まぁそんな考えが頭をよぎるのはしかたのないことだ

なんか、今、訳わからんところにいる。


そんだけで伝わってほしい。


「で、なんでこんなことになっちゃったの?」


課長さんは問う


「オレが時空航行機能圧縮解凍装置をいじったからです」


「あぁ、そう……というかなんで知ってんの?」


「さっき聞きました……というかここはどこですか?」


霞は残念ながらそこまで教えてはくれなかった。

今はマイクロフォンでどこかと通信している。


はっきり言って、自分が訳わからんところにいるという自覚はない。

課長さんたちから聞いたのだ。


こういうときも回想シーンだな、たった六行の……


※回想してみた※


一通り会社を見たあとオレが目を覚ました部屋に戻ってきた。

そこでオレはなにやら携帯電話らしき端末を見つけたのでボタンを押してみた、好奇心好奇心♪


すると


『時空改変開始、空間圧縮レベル9に設定、CPUクロック最大、残りのリソースで時空座標展開』


端末から声が聞こえた


霞は言う


「いきなりしでかしたな……」


※回想強制終了※


便利だなぁ、回想。


「とりあえず外部に連絡入れて」


「もう済みました、こちらの量子的な波長をあっちもわかってるはずなんでそれで拾ってもらいます」


「まぁ、大丈夫かな、なにせこんなどこか分からないような場所で波長状態での時空関数だすわけにもいかないしね」


「それと、振動こないようにフレアまいて、それとECM起動」


「システムリソースきつくなってますが……」


「ダイジョーブ、どうせやることないし」


ちょっと待てお前ら


「オレに今の状況を説明してくれ」


当然だ、where is here? だぜ?

英文正しいか自信ないけどな。


「いや、量子ワームホールの中に観測上ほっぽり出されたことになってるから連絡とって戻してもらおうとしてるんだ」


OK、OKめんどくさいからこの際説明長くなりそうな単語は後々聞くとしよう。


「どうすれば戻れるんだ?」


「待つかな……」


「ほいほい」


「…………」


「………」


「……」


「まて、コラ」


霞が突然暴力的な言葉を使い始めた。


「なんですかいな?」


「お前言うべき言葉があるだろうが」


「え?なんかありやしたけ?」


「お前、そんなのもわからんのか?」


「次回へ続く!!!」


なるほどね、確かにこれはいるな。

やっぱこれやるんとやらないのでは気迫が違う


「違う!!本気で終わりだと思ったやついるんじゃないのか!?大丈夫なのか?

というか今までやってきてないのにいきなりやり始めるな、三話も気合いれてなかったのか!」


「いや、三話だからこそだよ。

今ならまだ修正がきく!!」


バシッ!!!


ファイルで脳天を思い切りたたかれた……


「いつつ……なにすんだよぉ」


「黙れ、そんなやる気のないようなやつは一生時がない場所をさまよっていろ

あ!時がないんだから一生もクソもねぇな」


!!、、、目が据わりはじめた。

仕方ない、言いたくない言葉だが


「勝手にいじってすんませんでした」


胃が……痛む……


「気持ち悪!?」


カチン♪ だぜ


まず俺は


「うるさい、疲れたからコーヒー入れるぞ」


そういいながらコーヒーサーバーへ向かう


そして、霞の横に来た瞬間!!


丹田の気を右手に流してデコピンを放つ。


うん、いい具合に霞は吹っ飛ぶな♪


額が真っ青になってるが気にしないことにしよう


「いっつつ、何をする!?」


霞が口火を切りマシンガントークが炸裂した

マシンガンなのに炸裂かぁ……


「なぜ私を吹き飛ばした!!??何故額が真っ青になるほど威力の強いデコピンが出せる!!

そして何よりそんなデコピンをどうして私の額に向けて発射する!!??尋常じゃない速さだったぞ!!あれは!!

見ろこれ!真っ青!!赤いの通り越して真っ青だぞ!?」


五秒で言い切りやがった……!!


「よかったな、今はやりのちょい悪オヤジだ」


「私はオヤジではないし、この場合私が悪いんではなくお前が悪いんだろう!!」


グダグダくどいやつだなぁ


「二人とも一回落ち着きなさいよ」


「「課長は黙って!!」」


「いや、だって元の空間に戻ったんだしね」


その言葉に俺とコーヒーサーバーが驚く


「熱っ!! やめろ、私にコーヒーをかけるな、そしてその下でそのコーヒを受け取るな!!

課長に渡すな!! っあ!課長飲んじゃだめ……って見向きもせずにほうり捨てるんですか!?

しかも、故意に私のつくの上に投げましたね!?」


「うるさいよ霞君、私の机貸してあげるから」


「あんたのその引き出しにいかがわしいDVDがあふれんばかりに入っている机なんかいるか!!」


「!!……何故それを……」


「課長さん……あんた……!!」


「あぁ、君もそんな目しないでよ」


そこに「バンッッ!!」と威勢のいいドアを開け放つ音ともに一人の女性が入ってきた!!!


「うるさ〜〜い!!!!!」


「「「あんたが一番うるさい」」」


異口同音、このとき三人の心はひとつになった……。

霞は結局コーヒーサーバーにされてしまったわけですが……

最後に出てきた人物は誰なのか!?


次回へ続く!!!!!!

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