トゥエルブ・フォース 用語解説 主要人物紹介
これから長期にわたって連載する予定の「トゥエルブ・フォース」の小説にでてくる用語の解説や、いくつかの登場人物を紹介します。特別な休養を除いて、大体一週間に一万文字前後の本文を更新していく予定です。
用語解説
十二界自然術
人々が十二種類の自然術の内、1つを体得している自然の力。自然術は「無」、「光」、「闇」、「炎」、「水」、「風」、「雷」、「氷」、「木」、「岩」、「鋼」、「毒」がある。それぞれの自然術のレベルが高ければ高いほど実用性が高くなるし、その自然そのものになることができる。たとえば「炎」の場合、体がそのまま服ごと炎に変化できる。ただし「無」の自然術は例外として自然体になることはできない。
そして熟練者になると、超自然玉と呼ばれる本来の常識を遥かに超えた謎の球体をつくりだせる
日の丸十二神
それぞれの自然術で頂点に君臨する、日本が誇る最高戦力。その戦力はたった1人で現在問題となっている地球温暖化を一瞬で抑えたり、逆に一瞬で悪化させることも出来るなど様々であり、1人1人が世界中に影響を及ぼす者ばかりである。その大半は地球を破壊できるほどの者たちばかりである。その神ごとき力を持つ12人の中でも特に最強といわれるのが「毒」の日の丸十二神である。しかし世間では日の丸十二神の第一位が「毒」の自然術者といわれても、誰なのかが発表されていない。この理由は日本自衛最高総司令部によってこの国の切り札として意図的に自国にも存在すら曖昧のままにしている。
BBF
一千万分の一の確率で起こる体得者の持つ一部の能力を最大一億倍にまで増加できる希少現象。全世界で推定700人は存在するといわれ、その1割を日本が占めている。例としては握力が一億倍になり、その体得者が大きな戦力になるなど、たくさん種類があり、国中が体得者を欲しがるほどである。またさらに700のうち70人ほどがBBFを複数体得していると思われ、日本では現在20人ほど存在している。
ウラト
日本最大規模の悪の組織で10年前に創設された日本の裏側を大きな影響をあたえている団体。団員数は約100万人で、その頂点に立つのが首領の黒金 厳帥。その下に一人一人が約100万人と対等に戦える戦力を持つウラト十二官と呼ばれる幹部の集まりがある。このウラトの首領とウラト十二官最強の最高幹部(首領の右腕)は日の丸十二神の者でもあるなど戦力は計り知れない。
日本自衛最高総司令部
ここ最近で創設された日本の最大の軍事機関。日本国憲法の大幅な改正により日本軍が存在し、この日本自衛最高総司令部は日本の戦力をすべて指揮する権限がある。所属人数は20人足らずである。
日本軍
約200万近くが隊員として所属。階級設定も大日本帝国時代とほぼ同じようになっている。日本では陸、海、空すべてに最新鋭科学技術が揃っている。
主要人物紹介
和真 大蛇
福岡県出身 18歳
日本最強戦力、日の丸十二神の1人で毒を操る。また毒ほど強力ではないが炎、風の自然術を体得しており、BBFを三種類持っている。
大武 治之
東京都出身 42歳
日本自衛最高総司令部の1人でその中でも最年少の男。和真に司令を与えている。
黒金 厳帥 (くろがね げんすい)
山口県出身 38歳
悪の組織ウラトの首領で日の丸十二神の1人。その能力は鋼でダイヤモンドを遥かに凌駕した硬さを誇る武器を一瞬で大量に生産することができる。
御槍 黒刃
香川県出身 24歳
ウラト十二官の一人。水を操り近距離戦に優れる。
闘神 軍一
福岡県出身 17歳
和真の正体を知っている数少ない人の1人であり、友人。自然術「無」を操る。和真の仲間として度々行動する。
本編につづく。
初めて小説に挑戦するものです。
この小説は近未来の日本を舞台に日本最強戦力である主人公が自国の問題の解決にまわり、世界平和を最終目的とするという主人公が最初からまったく弱くないという少し変わった物語です。日本にはない組織がたくさんでてきますが、実在する組織などがあっても、現実と一切関係ないことをご理解願います。