生死の幸福

しがない期間工③

10月6日(日)

今日は休みだった。休みは本当に(ry

この仕事、一日は長いが一週間は早い。アインシュタインの相対性理論だ。…合ってるかはわからないが。

今週の夜勤はきつかった。きついといっても体力的なものは少なく、夜勤特有の眠気との闘いがである。

特に木曜はひどかった。

仕事中は常に集中している訳ではなく、これからの事を考えたり、あらぬ妄想を巡らせたりしてやり過ごしている。仕事は単調で簡単な作業の繰返し、こんな感じでやっていてもミスは少ない。

…もしあの人とあのまま結婚していたらどうなっていただろう？…今のような考えを持つ自分にはなっていないはずだ。

笑顔の絶えない幸せな家庭を築き、仕事も…おそらく整備士をそのままやっているだろう。課長くらいにはなってるだろうな。

子供がいればもう中学生かな…俺とあの人の子供だから可愛くて頭も良いだろう。…とすれば学校ではアイドル的存在ということになる。釣り餌に群がる魚のように男が言い寄って来るだろう。

中学生の小便臭い恋愛と言えども、つまらない男は彼氏にさせない許さない。

…毎日の食卓にはあの人が作った美味しい料理がズラリと並び、家族三人でいただきます。もちろん楽しく会話しながらの食事だ。

…休日には家族でお出掛け。それはそれは楽しく、幸せな一時を過ごす。

…こんなんだったらどんなに仕事がきつくても頑張れるよなぁ…。

今の俺には無い生き甲斐がそこにはある。

…木曜はこんな妄想もできないくらいきつかった。それを書いておこうと思っただけだ。

ちなみにこの事を周りに話すとヤバいだのキモいだの言われたので注意が必要だ。

別に誰に迷惑をかける訳ではないので良いと思うが…。

明日からの仕事は昼勤なので早めに寝よう。