IRREGULAR用語集・登場人物
ややこしくなった時のおさらいと、予備知識のために置いておきます。
ネタバレは極力はぶき、作者も頭を抱える世界観をなるべく分かりやすく解説いたします。
02/10/16 アリス、チェシャーを追加。
03/1/4 あらすじ加筆
03/6/20 改訂・加筆
※世界の筋書き
『物語管理局』というのは、実は取り締まられる側の異世界人たちがつけた俗称です。
その由来とは、彼ら『管理局』があらゆる世界の『物語』を収集・保有し、活動の基準としているから。
『IRREGULAR』では、世界に『筋書き』なるものが存在します。
『筋書き』というのは、例えばあなたがお手元の液晶画面で見る、様々なアニメ、映画、ドラマ、小説、漫画――――もしくは、観劇や、絵本の中だったり、歴史上の史実だったり。
人が“世界”を創生する一端を担っている―――それが、IRREGULARの世界観です。
管理局は物語を読み解き、世界を監視しています。
そして世界の異物、『イレギュラー』を管理しています。
場合によっては、管理局へのスカウトも。
その多くが事故によるものですが、中には悪意をもって、異なる世界に紛れ込む人もいるのです。
※異世界人
『異世界人』とは、世界の筋書きから外れた人たちのこと。彼らは筋書きに組み込まれていないため、突然にいた世界から排除されます。大変な危険が伴うので、異世界人の保護は管理局が最も優先する活動です。
天然ものの異世界人は差はありますが、『適応』の能力が特化して優れていることが共通しています。身体的、精神的、また能力的に、能動的な変化が見られます。
それらは世界を渡るたびに環境に適応し、変化させ、具体的に上げるのなら、ウイルス感染に対し強靭であるとの研究結果が実証されています。
しかしこれらの『適応』は個人差が激しく、世界を渡るたびに大きく身体が変化し、肉体的、精神的に負荷がかかることもあります。
管理局では、そういった異世界人達のケアも保障されています。
※管理局
ここでいう『管理局』とは、異世界の秩序を守る組織、【異世界管理局】を母体とする【物語管理局】のことを言います。
異世界人をスカウトし、実際に現地へ赴くスタッフを育成、実動員として多く所属しています。
※『本』の一族
管理局が第一級保護対象とする、特殊な人間…生物(?)です。
無機物としての『本』の肉体と、人間の体とを持ちます。
能力は『強化』。血肉に宿るその力を巡り、異世界人の商人たちの間では高値で売買されます。
色鮮やかな虹彩の瞳と髪を持ち、大きな瞳と小ぶりなパーツ、小柄で華奢な体格が特徴。温泉と薬品が名産の、勤勉で穏やかな民族です。
人身売買の乱獲により一時は一万人ほどにまで減少しましたが、保護により3億人にまで増え、管理局と協定を結んでからは、その能力を貸して職員一人につき必ず一人の『本』がサポートしています。
※管理局の6つ目の部隊
管理局には、5つの部隊が存在します。
・第一部隊
先鋭特別部隊。構成員が露出しない秘密部隊。
・第二部隊(隊長/トム・ライアン/元編集者)
情報収集部隊。諜報を得意とする裏の花形部隊。管理局のデータサーバー。
・第三部隊(隊長/ミゲル・アモ/元カメラマン)
アイテム研究・技術開発部隊。読んで字の通り。異世界アイテムの収集、研究、実用化を目的とする。
・第四部隊(隊長/サティ)
戦闘特化部隊。総員600名と一番の大所帯部隊ながら、隊長の手腕で団結は固い。
・第五部隊(隊長/マダム=ソフィア/元教師)
育成部隊。研修後、一時は必ず所属することになる。新人以外の構成員は、前線を退いたベテランが多く所属し、新人の育成に奮起している。
千年の長い管理局の歴史の中で、ここ50年は部隊が新設されておりません。
そんなところに、とある事件をきっかけに新設されたのが、主人公たちの所属する部隊です。
・第六部隊((隊長/ビス・ケイリスク/元第五部隊所属)
部隊設立のワケ、管理局上層部の思惑、謎…それはこれからご覧ください。
~登場人物一覧~
ビス・ケイリスク
19歳(外見年齢12歳以下)
物語管理局/第六部隊所属/隊長
白髪に金と蒼のオッドアイ。低身長の痩躯、青白い肌と、全体的に貧相な外見。夜目に瞳が光る。
新設された第六部隊に若くして就任したものの、蓋を開けてみればメンバーは新人二名、自身は虚弱体質、なのに長期任務ばかり。さらに大人げない性質の兄がいる。(後述)
生真面目で几帳面。司令塔を務める。
制服は、折り襟にネクタイ、身体がすっぽり隠れる一枚布のマント型。布の下に隠しバッグが釣りさげられており、“本”をそこに収納する。他にも裏ポケット多数。
エリカ・クロックフォード
15歳(もうすぐ16歳)
物語管理局/第六部隊所属
黒髪紺目の色白の美少女。魔女。
繊細な外見とは裏腹に、睡眠と子供と可愛いもの(※非一般的)をこよなく愛す。本能的欲求には忠実に生きたいという願望がある。
秀麗な外見を利用し、変装と諜報が得意。使用する毒は自家製。
戦闘に置いては、剣を使用する。
何かと準備が良く、危機的状況に強いが、ピンチにも陥りやすい。でもだいたいなんとかなる。
本人いわく、『自分は幸運ではなく、悪運が強いタイプ』。
制服は、カシドス地(学生制服で使用される生地)の折り襟の上着に、黒いプリーツスカート、ヒールの丸いエナメルのサンダル、黒のストッキングを着用し、一見すると女学生風。スカートの中は闇が広がるばかり…。
なお、ポケットは四次元である。
周 晴光 (しゅう せいこう)
エリカと同い年
物語管理局/第六部隊所属
赤く染めた髪の現代日本人の少年。身長190㎝超えの巨躯は、現在も成長中。勤務態度は真面目だけど、ずぼら。
正義感が強く、明るいがアドリブが出来ない素直な性質で、時に任務中に手荒な扱いも受けるが気にしていない。部隊のムードメーカー。
年少の面倒見もいいため、たまに虚弱な上司を子ども扱いするきらいがある。
戦闘においては一目置かれており、実力は確かなもの。身一つの肉弾戦で戦闘を行う。
エリカに憧れを抱いている。
制服はポリエステル地のラフなパーカータイプ。制服としては、最もラフな形になるため、本人も邪魔な時は腰に巻いている。
スティール・ケイリスク
25歳
ビスの兄。本。(ハーフ)
お喋りで大人げない。本としての体は重量級のため、弟を苦しませる。
ニル
エリカより二つ年上
エリカの相棒。本。
温和で面倒見がよく、気のいい青年。
ファン
14歳
晴光の相棒。本。
気弱な少女。常に晴光の身を案じている。
~ゲストキャラクター~
探偵さん
2?歳
行く先々で事件に巻き込まれるという、数奇な運命を背負う青年。
坊主頭の童顔で低身長、しかし老獪な印象も受けるために年齢不詳。『探偵さん』と呼ばれる。
帝都にて宗教学を学ぶ大学生。
友人
2?歳
探偵さんの昔なじみの親友。
大学卒業後、帝都で塾講師をしていたが、婚約のため家業を継ごうと帰郷。
身分違いの恋に苦しむ。
高校生
共に17歳
商家の次男坊(僕)と、貿易商の長男(俺)の、友人の元生徒二人組。
帝都の名門高校に通っているが、それなりに遊んで、それなりに真面目をする日常を送っている。
探偵さんに懐き、事件時は助手的役目も行う。
隼
砂漠特急を襲撃したテロリスト。
子供好きで善人だが、一族の使命に燃えて事を決行する。
リザ
隼が貨物車両で出会った女の子。気が強くおしゃま。
ジジの手にかかる。
ライラ・カンパニュラ
14歳
特急開発者・エイダ・カンパニュラの娘。
特急の車掌。
明るく蓮っ葉な少女。
リオン・カンパニュラ
14歳
特急開発者・エイダ・カンパニュラの息子。ライラの双子の弟。
特急の車掌。
気が優しく繊細な少年。享年14歳。
ダルタン
?
砂漠特急にて、襲撃をしてきた異世界人。
身の丈は大きく、青白い顔色に三白眼。性格は極めて唯我独尊的で、頭も回る吸血鬼。
エリカに執着する。
ジジ
およそ10歳前後
ダルタンが連れて歩く少年。
癖のある黒髪に金の目をし、簡素な黒の衣服をまとう。全体的に貧相な印象を受けるが、ダルタンに世話はされているようである。
俊敏で怪力、夜闇にも眼が利き、情緒は育っていない。命じられたことは素直に行う。
魔法使い
?
人間に寄生し、願いを叶える存在。
特に子供を愛し、積極的に子供の願いを叶えんとする。代償として呪いをかける。
ダルタンいわく、『意思のある奇病』。
アリス
27歳 外見年齢13歳
とある世界で、世界征服を成し遂げちゃった独裁者。表向きの顔は、製薬会社から成長を遂げた大企業『F』の社長。
黒髪碧眼、育ちのよさそうな明るい少女。
『世界を変える』能力を持つ。現在進行形で、世界を『変えて』いる。
あまりに能力が希少かつ、強大なため、管理局に単体で『保護認定』を受ける生命体である。
多趣味。
6
チェシャー猫
27歳
アリスの夫。東シオンの友人。
アリスのために常に献身的で、外敵には容赦しない。
白衣を羽織っているが、長身と端正な顔立ち、スタイリッシュな服がアンバランスかつ、様になりすぎて、やけに怪しげに見える。
ロリコンではない。
2
イモムシ
16歳
アリスの秘書の少年。
戸籍上はアリスの息子。
幼少期、お茶会メンバーに育てられている。