第2話:相変わらず意味がわからねぇ!
第2話:相変わらず意味がわからねぇ!
「着替え済みの方が効率いいので!」
その美少女はなかなかのメタ発言を笑顔で言った。
「だから意味分からねぇって!」
「まぁまぁそんな即席で着替えたんですし"魔法使い"やってくれますよね!?」
相変わらず意味不明なこの子だが恐らくお話の後半で色々と理由が判明してそのうち俺が心を取られて恋に発展して……そんな展開か?てかいいのか?こんな美少女を……??
「なに難しい顔してるんですか?やってくれないってことですか?」
「というか……どうやら俺は学生服を着たんじゃなくてあの時この服に着替えていたのか……ってことはつまりあの時すでに異世界に着いてたってこと……」
「もう!話聞いてますか!!」
「うわっ…………その顔可愛すぎ……じゃなくて!」
「え!可愛い?」
不意にその子は頬を赤らめ始める。
(あ、これはこの褒め言葉に惚れてみたいな?)
ちょっとニヤニヤしてしまうじゃねぇか。
「ぷっはははは!」
「え?」
「ノエルが可愛いのは当たり前でしょ?バカ言わないでよ」
(うわぁ……この子アレだ。自信満々のツンデレ系美少女か。ありがちな設定だぜ。てか敬語やめてて草生えるな)
「てかもう魔法使い決定だから。君の魔力の潜在量は凄まじいからね!」
「おぉ!なんか知らんけど要は俺この世界では天才で選ばれし者的な何かで?って展開かぁ〜たまんねぇ!」
「うん、マイナスの意味で凄まじいからね!」
「え……」
「自信満々という表情で無能の烙印を俺に押すな!てか無能なのに何で魔法使いなんかさせたいんだよ頭おかしいのかお前!」
「だってぇ……ノエル強すぎるからつまらないんだもんっ!」
「はぁ……?」
相変わらず意味がわからねぇ




