Prolog
シンガポールより小さな孤島の夜。
今日は晴天。星が輝いている中、謎の集団が神殿に向かっていた。集団の後ろの文字は『国桜中学校陸上部』と書かれている。そのうち、ひとりの少年が別の方向に向かっていた。美しい緑色に輝いている大きなエメラルドの近くに着いた少年は閻魔天印をした。
「マスターエメラルドよ、我が願望に答えよ、七つの宝石カオスエメラルドは関西へばら撒き、それと同時にマスターエメラルドは淡路島にある宝石バースエメラルドをばら撒き、ナニワエメラルドを合流させ、知床へ封印する。」
少年がその言葉をはなった瞬間、神殿にある宝石は関西という異世界までに飛ばされてしまった。
マスターエメラルドとカオスエメラルドの行方不明事件から三年後、ふたりの科学者はスーツケースで異世界に行く準備をしていた。異世界の場所は日本の大阪府堺市。彼の親戚は異世界に住んでいる。ふたりの科学者の名前はユウヒ・ロボトニックと石田鷹。ふたりの関係は小学校から就職までの幼馴染。彼らは異世界に行く準備をしている。なぜなら、関西に珍しい宝石があり、彼らはそこで研究をする。
ふたりは異世界に行く準備をしてから緑色の扉がある果物畑に行った。扉を開けると、そこには美しい果物畑。科学者は扉の向こうに足を運んだ。足を運んだふたりの目の前にいたのは、 果物を運んでいた若くて黒髪の男性であった。
「あれ?もしかして、ユウヒと鷹?」
「元貴くん、久しぶりですな。」
ユウヒと鷹は元貴に挨拶をした。
「久しぶりですね、じゃあ、約束通りと言いたいんだけどまずは夕方までに果実商売しないとな。」
「そりゃ、当たり前のことですから、じゃあ、夕方になったら、淡路島に行こう か。あの宝石があるという情報がありますので。」
三人は夕方になるまで商売をしてから車で淡路島に行った。
「ここか、あの宝石が眠っているところは、元貴くん、私に着いて、石碑の近くにあるベンチまでに行って、他の人が来ないか、見張っ取れよ。」
「分かりました。」
三人は石碑の近くにあるベンチまで行った。ユウヒと鷹は石碑に向かった。その時の瞬間、見知らぬ声が した。
「ねぇ、今から石碑行くの、ねぇ、石碑に行く人は殺す、殺すよ。本当に殺すよ。」
その声に三人は石碑まで逃げた。
三人が逃げる姿を見た謎の人が薬師如来印をして言った。
「ふたつのエメラルドよ、俺の目の前に逃げた三人を封印しろ。」
すると、三人の体が虹色に変色し、それともに停めていた車も虹色に変色して消えてしまった。
それを見たオレンジ色のハリネズミのような人が空を飛んでいた。
「あの集団か、見ての通り、ヤバいやつらだな、でもまぁ、俺のような、男が負けることなんてないからな。しかし、大阪に俺と同じ色をしているカワセミがいる情報を聞いた。このウィンド・ザ・ヘッジホッグのボディを超えているカワセミはどこにいるんだ。」
ウィンドは謎の集団の行動を見てから大阪に向かっ た。
「俺が見つけ次第、あのカワセミを始末する。」