第六幕 悪魔な契約
担任の先生が語る永遠の第一印象
「カタギの目じゃない」
◆◆◆
『鵺』
トラツグミという鳥の別名、ではなく、今回は妖怪の『鵺』または『奴延鳥』
平家物語などに登場し、古事記や万葉集にも名前が書かれている妖怪だ、一説には雷獣とも云われている。姿に関しては諸説あり、つーか登場する書物によってバラバラで、胴体が虎だったり狸だったり、干支の動物が混ざってたりと様々。正体不明。身元不明。一貫しているのは単一の生物ではなく、既存の、または空想の動物が合体した姿であるということ。キマイラっていえばわかりやすい。
で、その『鵺』という妖怪だが、何をしたかと言えば、夜な夜な不気味な声で鳴き、人々を怖がらせていたという。うん、現代風にいえば愉快犯。しかも罪状は騒音、迷惑行為。
いつの時代も暴走族っているんだなと思う。
で、やり過ぎたのかなんなのか、平安時代に時の天皇が鵺の鳴き声にビビるあまり病気になり、こいつぁーオイタが過ぎるぜと源頼政つー武将がお供を連れて弓矢で狙撃。
憐れ闇夜の妖怪『鵺』はあっさり退治されましたとさ。チャンチャン。
ちなみに、余談だけど大阪湾のシンボルマークは『鵺』らしい、なんでも退治された『鵺』の死体が流れ着いたのが大阪で、ねんごろに埋葬したからとか。『鵺塚』ってものがあるらしい。まあ、こんぐらいが図書室にある本からわかること。
さて、そんな空想上の生物が、いや、俺の目の前にいるから空想上じゃーないな。んじゃなんだろうこの生物は?
つーか生物ってカテゴリーに入れていいんだろうか?
物理法則やら質量保存、等価交換の法則をガン無視だからなコイツ。鋼な兄弟に怒られるぞ。
なんて考えながら現実逃避飛行。
「かかかか、わしのことはもう解ったかの?」
だと言うのに現実は無情
夜中の図書室で非現実の塊が目の前で笑ってやがる。
「ああ、わかったよ。わかりたくもねーけどわかったよ・・・・・・ゴメン嘘。まだ心のどっかで納得してない」
「御主も強情な奴じゃのー。さきのわしを見てまだ認められんのか」
さて、この『鵺』と名乗る妖怪だが、『さきの』と言っていることから解る通り、今の姿は人間VERSIONにカーテンを再び纏っている状態だ。
あの、なんか沢山の動物が組み合わさった和製キメラの姿ではない。
『肩がこるから戻って良いか?』
と普通に言って戻りやがったのだ。
その時俺がまた叫んだのは割愛しておこう。図書室のカーテンが二枚程犠牲になったとだけ言っておこう。
さらば俺の汚れなき純情
「さっきから何をぶつぶつ言っておるのじゃ? 普通に怖いぞ、特に目付き」
「うるせー、妖怪に怖いとか言われる程俺の目付きは逸脱してねーよ! せいぜいチンピラレベルだよっ!」
「いや、どう見てもヒットマンか極道の若頭の目付きじゃて」
「ヒットマン言うなぁぁぁ極道言うなぁぁぁぁ!」
「ぬぉっ! わかったわかったわい! そ、そこまで叫ぶほどではなかろうに・・・もしかしてトラウマじゃったか?」
「ぅぅぅぅぅ」
「す、すまんそこまで傷が深いとは知らんかったのじゃ、ほら元気をださんか、現代の整形外科は優秀じゃから安心せい」
「うるせー変に優しくするんじゃねー・・・つーか整形すんの前提かよっ!」
「・・・・・・」
「なんとか言えよぉぉ」
あれ? おかしなー瞳から液体が、あれ? あれれ?
ちくしょーしょっぱい汗だぜ。
いや、マジ何やってんだ俺?
◆◆◆
お騒がせしました。
もう大丈夫です・・・うん大丈夫、大丈夫さ、俺だって優しい目付きになれる・・・はず。
「そろそろ本題に入っていいかの?」
「あっ、はい、どうぞ」
「うむ」
と、頷く仁王立ちの銀髪カーテン女妖怪、鵺。
そしてその前に床に体育座りしている俺。
というかこの銀髪っ娘妖怪のやつ、カーテンしか纏っていないから、俺から見るこのアングルは中々キワドイ。
具体的な描写は避けるが、これは人によっちゃー御褒美モノのキワドサ。裸の銀髪美少女がカーテンだけん纏って仁王立ち、それを下から見上げるという浪漫溢れる視点ではないか・・・・あれ?
どこ行った俺の理性?
帰ってこいツッコミ属性
「ぬ? どうした、阿呆な顔になっておるぞ」
あっ、やっぱり・・・じゃねーよ俺!
しっかりしろ俺!
コミカルになるな俺!
「・・・もう無視して話して良いか?」
「・・・どうぞ」
※いたたまれない間
「・・・うむ。ではわしが妖怪だというのは理解したの?」
「ああ・・・いやちょっと待っ・・・なんでもない、納得したよ」
「煮え切らん男じゃの〜。まあ良いわ。納得しておるならそれでよい。それではの、まずは御主の左手について話すといたすか」
そう言って俺の左手を指差す銀髪っ娘。
そう言われて白くてモフモフした毛皮の左手を見る俺。
「・・・夢だよな」
思わず精神逃避
「残念ながら現実じゃわい」
すかさず無慈悲な言葉
「・・・コレ、何?」
恐る恐るの確認
「兎」
予想外の回答
「あらかわいい」
迷わず現実逃避
「戻ってこんかぁぁぁぁ」
ドガス!
「ぐはぁ」
すかさずの脳天チョップ。
痛てー。
「ああもうじれったい!、御主に構っておると話しが進まぬからかってに喋るぞ!」
「・・・お願いします」
すんません。この精神状態だとまともな会話は困難なのでそうしてくれると助かります。
いやマジで。
「良いか!、御主を蘇らせる際に他の肉体は足りたが左手だけが見付からんかっての、仕方ないからわしの肉体の一部を移植したわけじゃ。感謝せい」
「・・・・」
「そんなことが可能かと疑っておるな? かかか、良いか、わしは妖怪じゃぞ。有象無象にして跳梁跋扈の闇夜の妖怪『鵺』じゃ。正体不明にして荒唐無稽の霊獣『奴延鳥』じゃ。己の肉体を他者に分け与えることなど造作もないし、夜行反魂の術も朝飯前よ、かっかっか」
いや・・・そんな7こと言われても・・・
「・・・・」
「なんじゃその目は、ははぁ〜ん、未だに疑っておるな。仕方ないのー証拠を見せてやろう・・・ふぬぬぬぬの、にょぉぉーー、そりゃっ!」
「・・・」
気合い一声、目の前に立つ銀髪娘の身体が異形のモノへと、
人間ではない奇形をその銀髪の頭上に生やした。
効果音を付けるなら
にゃ〜〜〜ん。
あらかわいい
「・・・」
「どうじゃ、これで信じたじゃろ。わしにとって己の躯を弄ることなど造作もない」
「あ、ああ、確かにお前は化け物だよ。信じた、信じたけれど、その『ネコミミ』と俺の左手『何か』の関連性がわからん」
「・・・は? ねこみみじゃと?」
にゃ〜〜〜ん。
ぷにぷにと、己の頭上に生えたネコミミを触る銀髪娘。俺はただどうしていいかわからずにただ見てる。
いや、マジどうしろと?
つーか結局この左手はネコなのか?兎なのか?
「ぬあっ!」
突如叫ぶ銀髪女
「おお!」
軽くビビる俺
で、
「間違えた!」
「間違いかよっ!」
にゃ〜〜〜〜ん。
◆◆◆
「これでどうじゃ」
「ああ、まさに兎だな」
紆余曲折の末、目の前の銀髪カーテンうっかり妖怪時代錯誤口調女(長いな)の頭上に生えたのは、まさに兎の耳
いわゆるバニー
ただし、リアル過ぎるのでバニーガールというよりかは・・・なんだろう?
やっぱりバニーガールで。
んで、
「ほれ、腕だとてこの通りじゃ」
自信満々に差し出してきた右手には、俺の左手とまったく同じ肉球と毛皮。
つまり、
「マジか!」
「鯵じゃよ!」
つまんねーよ!
(※鯵→アジ)
は、置いとくとしてだ!
「ああそうかい! 本当にお前は妖怪で、兎になれて、俺の左手は兎になっちまったのかい!」
「ああそうじゃよ! 御主のleft handはrabbit handになったのじゃよ」
「何故英語?」
「なぜじゃろうな?」
「俺に聞くな・・・」
「まあ、つまらん事は放っておいて、理解したかの?」
「あ、ああ・・・理解した」
本当に・・・本当に兎になっちまったのか、俺の左手。
ん?
ちょっと待てよ?
普通、普通に左手が兎って、人間としてどうなの?
「なあ、ちょっと聞いていいか?」
挙手 質問
「ん、なんじゃ?」
銀髪 疑問
「俺って・・・人間のままでいいの?」
コイツに聞いていいのかは若干不安だが、それ以上にこの兎手な存在を放置しておくのが不安になった。
解答は
「いや、もはや妖怪じゃの」
ふ~~ん、そう
「は、ははははまさかぁ~~」
ほがらかに笑おう。
「いや、笑って否定したところで現実は非常じゃぞ。第一御主は一度死んで生き返っている身じゃからのー、それにその左手は兎とはいえ、元々は妖怪であるわしの一部じゃからのぉ~、まっ、戻るまでは八割人間、二割妖怪ってところかの」
に、二割妖怪!
「かっかっかっ、驚いておるの、愕然としておるの、良い顔じゃ良い顔じゃ」
「に、人間じゃ・・ない」
「おうよ!」
「妖怪・・・?」
「そうよ!」
「っは、はぁぁぁぁぁぁ!?」
「かかかかかかかかかかかか! その顔じゃっ!その顔が見たかったのじゃかっかっかっか」
目を見開く、口を開く、叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ
抱腹絶倒している妖怪に叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ
「なんあなんあああななななえ??カhsjdcj加絵v???j食いy!!!じゃあzhじゃgじゃふぁjcdfjかygfかえfgvかえfjkげいえへああgw???!!」
現実離れした左手に叫び
くっついた足首の記憶に叫ぶ
死んだ記憶に叫び
目の前にいた化け物の記録に叫ぶ
「ひあshびあshばあああああああああ・・・・・・・・ん?」
叫ぶタイム終了
理性にスイッチ
「・・・・戻るまで?」
回想『まっ、戻るまでは八割人間、二割妖怪ってところかの』
「ん、冷静になりおったかつまらん。ああそうじゃよ、戻るまでじゃ。ちゃんと御主は人間に戻れるぞ」
ニヤリと
ニヤニヤとこちらを見て笑いながらそう言う銀髪(以下略)。
人間に戻れる。元の左手になる。
正直言わせてもらえば、未だに自分が二割妖怪になったなんて半身半疑だけれど、それでも半分本気でヤバいことになっているのは自覚している。だから、元に戻れると聞いて少し安心して
ニヤリと
ニヤニヤとこちらを見て笑う妖怪に不安を感じた。
妖怪
そう、こいつは己のことを妖怪と言ったのだ。そこに得体の知れない不安を、腹の奥から湧き上がるような不安を感じて。それを見透かしたように銀髪の妖怪は俺に近づき
ガッチリと視線を合わせた状態で
ニヤリと
ニヤニヤと笑いながら
「そこで、取引じゃ」
悪魔の言葉を投げかけた
妖怪なのに悪魔とはこれいかに
◆◆◆
「と、取引・・・って」
恐る恐る、震える声で確認するように聞いた、聞くことしか出来なかった。
嫌な予感、第六感、野生の感、その他色々が全力でレッドアラートを鳴らしまくってる。こう『諦めろ』って・・・危険信号通り過ぎてるじゃねーかよ!
「かかか、言葉の通りじゃ。取引、駆け引き、補い合い、同盟、共闘、なんでもよい」
そしてやっぱり俺の心境は無視かい!
で、
「なんでも良いから、わしに協力せい。そしたら人間に戻してやろう」
どうじゃ?と、仁王立ちの体勢から俺に覆いかぶさるように、馬乗りになるように移動し、思わず仰け反った俺に構うことなくお互いの鼻と鼻がぶつかる寸前の距離まで顔を近づけて、化物は、妖怪は、銀髪の女は俺に言ってきた。
「きょ、強力って・・?」
恐る恐る、震える声しか出ない。つーか顔近い。そして恐い。ギョロリと覗く縦長の瞳孔が今にも俺を食い殺しそうで、恐い。
「かか、なぁーに、単純なことじゃよ」
ズルリと銀髪女の右腕が俺の首筋に絡みつく。纏ったカーテンから抜け出た白腕としなやかな手が首を締め付ける。ヒンヤリとした感触が、体温を感じさせない感触が、背筋を凍らせる。
「御主が倒れた、死んだ公園におった二人組み、覚えているじゃろ?」
ズキリと記憶にノイズが走る。公園、夜中の公園、自転車、衝撃、血、寒い、化物、そして二人組みのシルエット。亜岳が言っていた二人組みの男。
「あ奴等をな・・・」
チクリと首筋が熱くなった。見えなくても分かる。目の前の妖怪が俺の首にその手の爪を突き立てている。血が、自分の血が流れている。でも、痛いんじゃなくて、恐い。
恐くて、恐くて、恐くて
「・・・倒すのを手伝え」
呼吸も何も出来なくて
「まあ、御主に選択肢は無いんじゃがの、かかか」
はいもいいえも言えなくて
「で、どうするのじゃ?」
ただ
ただ、頷くことしか出来なかった。
「かかかかかか、かっかっかっかっか。善哉善哉。良きかな良きかなっかっかっか」
今日俺は、悪魔と契約した。
「っかっかっかかかかかかかかかか過かか火かかかカカか架かかかかか課かカカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架かかかかか課カカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架カカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架かかかかかかかかかかカカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカかかか火かかかカカか架かかかかか課カカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架カカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架かかかかかかかかかかカカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架かかかかかかカカカカカかかかかかかかかかかかかか過可カカカカかカカア天下かかかか蚊かかかかかかかかかか」
目の前で嗤う化物は、さも楽しげに、まるで新しいおもちゃを見つけた餓鬼のようにひたすらに嗤い鳴いて。
真っ暗な図書室におぞましさを思う存分、妖怪の本分を全うするかのように染み込ませて
笑い嗤い嗤いワライ
「かか火かかかカカか架かかかかか課かカカカカカかかかかかか火かかかカカか架かかかかか課かカカカカカかかかかかか火かかかカカか架かかかかか課カカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架かかかかかカカカカカかかかか科かかかかかかかか火かかかカカか架かかかかか課カカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架カカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架かかかかかかかかかかカカカカカ力道山かかかか科かかかかかかかかカカカカカかかか火かかかカカか架かかかかか課カカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架カカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかかか火かかかカカか架かかかかか課カカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架カカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架かかかかかかかかかかカカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカかカカか架かかかかかかかかかかカカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架かかかかかかカカカカカかかかか科かかかかかかかかカカカカカカかかか火かかかカカか架かかかかかカカカカカかかかかかか火かかかカカか架かかかかか課かカカカカカかかかかかか火かかかカカか架かかかかか課かカカカカカかかかか・・・ハックション!!」
くしゃみした。
台無しだぁぁぁ!
「ズズ~風邪かのー?」
そりゃあカーテン一枚羽織ってるだけじゃなー・・・つーか!
返せ!
なんか色々シリアスなの返せ!
「おっ、しまった! ウサギミミを生やしたままじゃったわい」
「知らねーよ!」
「やはりわしにはネコミミの方が似合うかの?」
「知らねーよ!」
「まあ、そんなことよりも・・・では、これからよろしくの・・・誰じゃったけ? そう言えば御主の名前を聞いておらんかったの・・・ふぁっと、ゆあー、ねーむ?」
何故英語(?)なのか知らんが、一応答えておこう。なんだかんだで先は長くなりそうだから。
もうなんか、色々諦めたから。
「・・・とわ。永遠って書いて永遠だ」
恐らく人生最初で最後となる化け物の相手の自己紹介をして
「永遠か・・・良い名じゃの。かかか、ではよろしくの永遠」
差し出された右手と、人生最初で最後になる化け物との握手をした。
こうして、俺は今日、和製悪魔(笑)と契約した。
いや、(笑)って、オイ!
お久しぶりな方はごめんなさい。
初めての方はすいませんでした。
かなり遅れての更新になります。言い訳をさせてもらえば、途中で戦国BAS●RA3にハマったりとか、それに出た南部晴政があまりのかっこよくて二次小説を書こうとして挫折したりとか、普通に急性胃腸炎になったりとかしてなかなか書けなかったんです。すいません、やはり言い訳でした。実際煮詰まっていたのが最大の原因です。ごめんなさい。
そんなこんなで悪魔な契約でした。妖怪なのに悪魔とはこれいかにです。この小説は、シリアスもコメディも中途半端な感じなので、正直投稿しているジャンルが間違っているんじゃないかと思ってます。
どなたか心優しい方から意見が頂ければ嬉しいです。
後、妖怪の鵺についてですが、ぶっちゃけまだ作者の中で人間モード時の容姿が決まってません。ふわふわしてます。幼女なのか少女なのかはたまた大人な感じなのか曖昧です。もしよかったらでいいのですが、『鵺はこんなだと思う』というのを教えて頂けたら嬉しいです。
こんなダメダメな作者ですが、今後も生暖かい目で見て頂けます事、よろしくお願いします。