クイズ構文の日常1
ティル「Q.中央競馬のレースで、春の天皇賞の距離/」
ラン「3200m!」
ティル「……(無慈悲な誤答音)」
ティル「問題文の続き読みますね。春の天皇賞の距離は3200mですが、秋の天皇賞の距離は何mでしょう?という問題でした。正解は2000mでした。」
ラン「あー、そうくるんですか。」
ティル「はい。まぁ、パラレル読みしたんで私は悪くない。」
ラン「あのー、パラレル読みってなんですか?」
ティル「あれ?問題構文とかの話ってしてなかったっけ?」
ラン「聞いたことないですね。」
シズカワ「ボクも知らないです。」
ビビ「ティルしてないの?」
ティル「あー、さては、多分してないな?」
ビビ「なら、パラレル読みとか関係なく、問い読みが悪いでしょ」
ティル「それな!私は悪いクイズ屋!」
ラン「それで、なんなんですか?それは。」
ティル「なんか、頑張って今から説明するよ。まぁ、泥舟にのったつもりで安心したまえ。」
ラン「出来ないんですけど……。」
ビビ「ティル、ちゃんと説明出来るの?」
ティル「ビビは何年前から私がクイズやってるか知ってるでしょ?だーいじょうぶだいじょぶ。」
ビビ「ほんとぉ?」
シズカワ「それで、何年やってるんですか?」
ティル「私もビビも高一から始めて今8年目。8年やぞ8年。出来ないわけないでしょ。」
ビビ「8年つるんでるから、心配なんだけど……。」
ティル「あー、あー、聞こえない聞こえない。」
シズカワ「ボク、ビビさんの方がいいんだ「じゃ、早速、始めていくよ。」」
ラン「うわ、そこ遮ります?」
ティル「えー、まず、クイズはよくですが問題とか言われるやつがあります!」
ラン&シズカワ「……。」
ティル「ですが問題は、AはBですが、Cは何?みたいなやつと、AはB、CはDですが、Eは何みたいなのかあります!」
ティル「前者をパラレル、後者を3段パラレルって言うことが多いです!」
ティル「で、こう、その、パラレルはパラレル読みって言って、なんか、イントネーションが変です。強調です。」
ティル「後者は、合図として読むスピードが速いです。やってりゃわかるようになるよ。よし!オッケー!わかったね?じゃ、次の問題いきまーす!」
シズカワ「いや、わかんないですけど。」
ラン「というか、途中からめんどくさくなってません?」
ビビ「やっぱり、無理だったじゃん。」
ティル「……あー、ビビ。」
ビビ「ん?」
ティル「あとよろしく!」
ビビ「高校の時よりイイカゲンになってない?」
ティル「はっはっは。褒めるな褒めるな。」
ビビ「褒めてないが……。」
ラン「あ、そこのサークル主はほっといて、続きお願いします。」
ビビ「はい。パラレルの説明からしてくよ。」
ビビ「例えば、世界で一番高い山は何でしょう?って問題があるんですが、」
ビビ「この問題は日本と世界が対比されて聞かれているから、日本の部分を強調して読んで、パラレルの問題ってことと日本と関連する何かの一番高い山は何かを聞くってことをアピールしてます。」
ビビ「前半部分が文章は全く同じ、Q.日本で一番高い山は富士山ですが、だったとしても、一番の部分が強調されていたら、日本の山で一番高い山に関連する何かを聞いているってアピールになります。」
ティル「うーん。さすが8年目!」
シズカワ「ティルさんもでは?」
ラン「この人、ネタを挟まないと死んじゃう病気かなんかなんですか?」
ティル「えっ、うん。」
ラン「本人が肯定しないでください……。」
ビビ「続きいきますよ。」
「「「はーい。」」」
ビビ「次は三段パラレルの説明をしますけれど、本当にこれは普段より問題を読むスピードが速くなるとしか、説明しにくいです。」
ビビ「Q.日本で一番高い山は富士山、二番目に高い山は北岳ですが、三番目に高い山は何でしょう?(ハヤクチ)」
ビビ「みたいな感じd「奥穂高岳!」」
ビビ「ティル、うるさい。」
ティル「はい。」
ビビ「邪魔が入ったけど、そんな感じです。」
ティル「やー、説明うまかったねー。」
ラン「ほんと、どこで差がついたんですか?」
ティル「さぁ?同じ高校で同じようにクイズ構文を学んだはずなのに、どこで差がついたのやら?」
ビビ「……。」
ティル「ま、とりあえずこんなもんでパラレルの判別はつくでしょ!じゃ、次の問題いくね。」
シズカワ「なんで、ティルさんが締めてるんですか?」
ラン「ティルさんだからじゃないですか?」
ティル「君たち、辛辣だね!?」
これからも、クイズサークル春夏秋冬の日常は続く。
筆者が飽きなければ。
ティル「飽きるんじゃねぇぞ!」
着地点を決めずにノリと勢いで書き始めたら、着地出来なかったことをお詫び申し上げます。