サークル名の日常
それは、行動力だけはあるバカの一言から始まった。
ティル「あれ?そういえば、このサークル、サークル名ないけど、どうしよう?」
ラン「サークル名って普通、募集かけるときには決めてません?」
ビビ「らしいっちゃらしいけど……。」
アジャリ「これに色々期待するだけ無駄だから。」
ティル「わかってるぅ!」
モニ「どうしましょう?」
ティル「あー、んー。ま、なくていいでしょ。」
「「「「……。」」」」
ティル「よし!それでいこう!」
アジャリ「いや、考えろよ!」
ティル「しゃぁねぇなぁ。何か案あります?私は思い付かないんで!」
ラン「即座に投げます?」
ティル「どうどう。」
ビビ「とりあえず、赤坂クイズアリーナ、略してAQLと「却下!」」
モニ「その、AQLってなんです?」
ティル「あー、クイズ大会。色々あるんですよ。めんどくさいからこれ以上話しませんけど。」
ラン「あっ、はい。」
ティル「よし!迫真!「やめろバカ!」」
ティル「お?アジャリやんのか?」
アジャリ「やんのか?じゃないが?」
ラン「いや、ティルさんがそれでいいんならいいですけど、いいんですか?」
ティル「よくねぇわ。」
モニ「うーん。春夏秋冬とかどうでしょう?」
ラン「そのこころは?」
モニ「季節を問わず、楽しくクイズが出来たら……みたいな感じです。」
ティル「お、いいじゃん。それでいこ!けってー!」
かくして、ティルのクイズサークル改め、クイズサークル春夏秋冬の活動が始まった。
ティル「ところで、サークル名ってそんな大事かね?」
「「「「……。」」」」