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引き寄せ甲子園68

甲子園球場の屋外で坂元と応援団長、木下はプラカードを持って男子トイレ・女子トイレの場所を案内している。


「看板を持っている私が、いろんな人に好奇な目で見られるのは恥ずかしいです。そんな私の感情を、表情で、ありのままさらけだし、一生懸命この職務に従事することに意義あり」


「坂元くんは本当に成長したと思う。職務に貴賤などないのだから、恥ずかしがりながら一生懸命やるべきだ」


「はい。それはさておき、こうやって、ただプラカードを持っているだけでもいろんなドラマを目の当たりにします」


「当たり前だよ。こうやって1日立ってるんだから」


「申し訳ごさいません」


「プラカードスタッフをしていた俺の兄貴から聞いたんだけどさ」


「お兄さんプラカード持ちのバイトしてたんですか?」


「そう。当時、神経症の彼はそれぐらいな仕事しかできなかった。こんな単調で過酷な仕事ができたんだ。だから今、正社員にもなれたのだろう。昔、大通り沿いの歩道で、プラカードを持っていたら風に煽られてプラカードごと大通りに飛ばされたらしい。その時、奇跡的にも赤信号で車は止まっていたから命は助かっている」





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