引き寄せ甲子園49
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★登場人物★
悠太:A高校2年生。スピリチュアル研究家・唾、脱糞研究家・シダ植物研究家・プロレス好き。 同じクラスの愛子と接近したことで、スピリチュアルに目覚め、音楽活動を通して自分の壁を壊しつつある。安藤の教育係。
愛子:A高校2年生。スピリチュアル・プロレス好き。男でも容赦なくシバき倒す運動神経を持つ。 悠太の素質に気づく。彼とのフィールドワーク(散歩)を通して、人を見守り、救う事が自分の生き甲斐だと気づく。 実質彼女が今の野球部を支えている。皆がやりたい放題できるのは彼女のおかげである。
辰巳:50代。元A高校野球部。当時はプロに注目される程の投手だったが、家業を継ぎ、ダルマ職人になる。悠太と愛子から刺激を受け、地域貢献活動に目覚めた。A高校野球部を甲子園に出場させるため一肌脱ぐ。
安田:A高校野球部監督。A高校野球部OBで、辰巳の後輩。辰巳に頭が上がらない。
安藤:A野球部雑用係に甘んじているが、エース級の素質を持つ。
前田:A高校野球部のエースだが、中継ぎ・クローザーの方が向いている。
坂口:A高校クリーンナップの一角を担う。
山辺:甲子園常連B校にスカウトされたが、高校野球には肌が合わないと、A校に進学して山岳部に入る。 野球部が超変革したと噂を聞いて、中途入部する意思を固め、再テストを受け合格した。
木下:応援団団長。勝手に応援団を結成した。今の所、一人でやっている。
笹島:バッティングピッチャーに甘んじていたが、絶妙なコントロール、抜群の制球力を山辺に見出され、急遽先発枠に入る。
江口:元陸上部スプリンター
木村:元甲子園出場常連高、B高野球部監督
遠山:元プロ野球選手
a市のダルマ職人の辰巳は、どこでどうやって許可をとったのか甲子園球場の敷地から少し離れたところで屋台にバッタとコラボしたダルマを並べて販売している。
また苔玉にシダ植物を植え、棒に付けた小さなダルマを苔の上にさしたことが好評で購入者が相次いで売り切れてしまった。
ダルマ、シダ植物や苔玉がついた耳かきも良く売れて完売した。
外国からの旅行客もお土産を求める。
「ワォ ビューティフル」
「ディス ダルマ コラボレート ウィズ シダ植物.seeda is Japanese パッション オブ こころ.アロット オブ だるま インジャパン.ディス ダルマ イズ in東北aシティ」
辰巳は契約した業者に追加の発注をかけたが、お盆休み前となるために納品の数は限られ、2週間後になりますと言われた。
「辰巳さん。吹奏楽部の生徒や安田監督に苔玉を作らせて販売しないでくださいよ。ややこしくなりますから」
「大丈夫だ。バカこの。安田はあいつの趣味で勝手にコケ玉を作ってるだけだから。100%の苔玉を業者から納品しているから大丈夫だよ。マスコミにもちゃんと説明してあるからよ」
甲子園球場へ応援に駆けつけた他県の高校生連中にもどんどん売れた。
もはやa校はライバル視されるというよりも今夏甲子園の話題の中心になっており、流行語にもなる勢いである。
a校は実力的にもプロ注目の投手、安藤・笹島が2枚看板でおり注目の打者には山辺がいる。
ベンチで実質は監督の愛子が各選手のコンディションをチェックしており、技術面の指導は元プロ野球選手の遠山にまかせた。
監督の安田は一人でユニフォームを相変わらず真っ黒にしながら苔玉を作るのを基本線として選手一人一人に満面の笑顔を作って声がけキャンペーンを実施している。
悠太はスコアラーとしてベンチにいるが、やり方など知らないし、やらなくて良いよと言われているのでホテルで地方大会の動画を分析している吹奏楽部の人間と連絡をとりあった。
今日は甲子園のグランドを使わせてもらい最後の練習をしている。
明日は開会式で今夏の甲子園が開幕となる。




