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引き寄せ甲子園48

見て頂き、本当にありがとうございます。


★登場人物★


悠太:A高校2年生。スピリチュアル研究家・唾、脱糞研究家・シダ植物研究家・プロレス好き。 同じクラスの愛子と接近したことで、スピリチュアルに目覚め、音楽活動を通して自分の壁を壊しつつある。安藤の教育係。


愛子:A高校2年生。スピリチュアル・プロレス好き。男でも容赦なくシバき倒す運動神経を持つ。 悠太の素質に気づく。彼とのフィールドワーク(散歩)を通して、人を見守り、救う事が自分の生き甲斐だと気づく。 実質彼女が今の野球部を支えている。皆がやりたい放題できるのは彼女のおかげである。


辰巳:50代。元A高校野球部。当時はプロに注目される程の投手だったが、家業を継ぎ、ダルマ職人になる。悠太と愛子から刺激を受け、地域貢献活動に目覚めた。A高校野球部を甲子園に出場させるため一肌脱ぐ。


安田:A高校野球部監督。A高校野球部OBで、辰巳の後輩。辰巳に頭が上がらない。


安藤:A野球部雑用係に甘んじているが、エース級の素質を持つ。


前田:A高校野球部のエースだが、中継ぎ・クローザーの方が向いている。


坂口:A高校クリーンナップの一角を担う。


山辺:甲子園常連B校にスカウトされたが、高校野球には肌が合わないと、A校に進学して山岳部に入る。 野球部が超変革したと噂を聞いて、中途入部する意思を固め、再テストを受け合格した。


木下:応援団団長。勝手に応援団を結成した。今の所、一人でやっている。 笹島:バッティングピッチャーに甘んじていたが、絶妙なコントロール、抜群の制球力を山辺に見出され、急遽先発枠に入る。


江口:元陸上部スプリンター


木村:元甲子園出場常連高、B高野球部監督


遠山:元プロ野球選手

A校は去年まで誰も予想だにしなかった甲子園出場を引き寄せてしまった。


愛子はユニホームを着てベンチから広い甲子園を見渡す。


愛子からスコアラーを急きょ言いつけられた悠太は愛子の傍らから甲子園の匂いよりも愛子の香りを意識して吸い込んだ。


男子ばかりでむさくるしいベンチから貴重な貴重なエロスだ。


悠太はまともにスコアをつける気はない。


安田監督も愛子もスコアはつける必要はないと言ってくれたからである。


不要な人はベンチにいちゃだめなの?


誰が決めたのだろうか。


何もしない人がいるから世の中のバランスがとれるのではないかしら。


苔玉に植えたシダ植物をベンチに持ち込んでいる我々だからこそ到達できた思想である。


スタンドで吹奏楽の演奏をしない代わりに部員は旅館のテレビの前で、スコアをつけてPCも活用しながら統計をとり分析から選手個々の能力の向上に貢献している。


まあ、高そうなハイレゾなヘッドホンをして。


耳がかぶれてかゆいからヘッドホンをずらして耳穴をかいている娘がいる。


相変わらず安田監督も何をするというわけでなくシダを愛でながら、初めての甲子園で練習に興じる選手にとびっきりの笑顔で声をかけていた。


今日はA校にあてがわれた時間内ではあるが、甲子園で初練習に臨んでいる。


対戦相手は関西の甲子園常連の強豪校に決まった。

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