引き寄せ甲子園20
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★登場人物★
悠太:A高校2年生。スピリチュアル研究家・唾、脱糞研究家・シダ植物研究家・プロレス好き。
同じクラスの愛子と接近したことで、スピリチュアルに目覚め、音楽活動を通して自分の壁を壊しつつある。
安藤の教育係。
愛子:A高校2年生。スピリチュアル・プロレス好き。男でも容赦なくシバき倒す運動神経を持つ。
悠太の素質に気づく。彼とのフィールドワーク(散歩)を通して、人を見守り、救う事が自分の生き甲斐だと気づく。
実質彼女が今の野球部を支えている。皆がやりたい放題できるのは彼女のおかげである。
辰巳:50代。元A高校野球部。当時はプロに注目される程の投手だったが、家業を継ぎ、ダルマ職人になる。
悠太と愛子から刺激を受け、地域貢献活動に目覚めた。A高校野球部を甲子園に出場させるため一肌脱ぐ。
安田:A高校野球部監督。A高校野球部OBで、辰巳の後輩。辰巳に頭が上がらない。
安藤:A野球部雑用係に甘んじているが、エース級の素質を持つ。
前田:A高校野球部のエースだが、中継ぎ・クローザーの方が向いている。
坂口:A高校クリーンナップの一角を担う。
山辺:甲子園常連B校にスカウトされたが、高校野球には肌が合わないと、A校に進学して山岳部に入る。
野球部が超変革したと噂を聞いて、中途入部する意思を固め、再テストを受け合格した。
山中:カードマジックのプロを目指している。
頻繁に野球部に遊びに来て、辰巳にかわいがられている。
木下:応援団団長。勝手に応援団を結成した。今の所、一人でやっている。
笹島:バッティングピッチャーに甘んじていた
が、絶妙なコントロール、抜群の制球力を山辺に見出され、急遽先発枠に入る。
江口:元陸上部スプリンター
木村:元甲子園出場常連高、B高野球部監督。
以前、前田はピッチャーとして先発をこなしていたが、安藤と笹島の短期間で急な台頭が有り、先発の二枚看板で、投手の層がかなり厚くなった。
ファールゾーンのフェンスを支える壁からは雑草が、所々かわいらしく顔を出して、我が、A高野球部連中は全員そのことに気づいているのである。
前田は元来大好きなバッティングに集中できている。
愛らしいオナガ鳥が、バットを持つ彼のかなり近くまで寄ってきた。
可愛いオナが鳥は、意外にも肉食なのだ。
「甲子園の夢も叶えつつある、ありがとう、ありがとう」
周りに人がいないことを確認しながら、前田は鳥に微笑み、そうつぶやく。
彼もすっかり引き寄せの法則の信者だ。
前田と元山岳部の山辺で、3番4番のクリーンナップを任された。
何やらギャラリーがざわついている
応援団長の木下は、応援の練習に来た吹奏楽部に物申している。
「演奏会じゃないんだから、演奏しないでいいんだよ。2000年代前半、阪神、矢野監督の応援方が理想である。かっとばせ前田かっとばせ前田かっとばせ前田、前田あ前田。シンプルに、これでいいんだから。上を見てみなさい。すっかり葉桜となってるけど素晴らしいでしょう。ちょっと言い方きつかったけど、今日は皆様応援に来てくださり、ありがとうございます。ありがとう、ありがとう。あなた方は、全国のとある演奏会でナンバーワンになりつつある。ありがとう、ありがとう。さあ、俺に続けて言って」
悠太はシンガーソングライターになりきり、ギターをならし、メロディを作っている。
「吹奏楽部の皆さんも、スタンドを発表の場とするのはやめて、この試合からfeel、感じ取ってみなよ。それはさておき今日はお越しくださり、本当にありがとうございます。最高の吹奏楽部になりつつある。ありがとう、ありがとう」
文化系の彼女たちは、どんなうんこをするのだろうか。
野球部の仮設トイレを、せめて彼女たちだけに開放できたら。
便秘のコロコロうんこが、いいのだな。
男どもは、足腰鍛えるために、校舎のトイレを使って欲しいものだ。




