引き寄せ甲子園15
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★登場人物★
悠太:A高校2年生。スピリチュアル研究家・唾、脱糞研究家・シダ植物研究家・プロレス好き。
同じクラスの愛子と接近したことで、スピリチュアルに目覚め、音楽活動を通して自分の壁を壊しつつある。
安藤の教育係。
愛子:A高校2年生。スピリチュアル・プロレス好き。男でも容赦なくシバき倒す運動神経を持つ。
悠太の素質に気づく。彼とのフィールドワーク(散歩)を通して、人を見守り、救う事が自分の生き甲斐だと気づく。
実質彼女が今の野球部を支えている。皆がやりたい放題できるのは彼女のおかげである。
辰巳:50代。元A高校野球部。当時はプロに注目される程の投手だったが、家業を継ぎ、ダルマ職人になる。
悠太と愛子から刺激を受け、地域貢献活動に目覚めた。A高校野球部を甲子園に出場させるため一肌脱ぐ。
安田:A高校野球部監督。A高校野球部OBで、辰巳の後輩。辰巳に頭が上がらない。
安藤:A野球部雑用係に甘んじているが、エース級の素質を持つ。
前田:A高校野球部のエースだが、中継ぎ・クローザーの方が向いている。
坂口:A高校クリーンナップの一角を担う。
山中:カードマジックのプロを目指している。
頻繁に野球部に遊びに来て、辰巳にかわいがられている。
木下:応援団団長。勝手に応援団を結成した。今の所、一人でやっている。
江口:元陸上部スプリンター
「今、私は苔に感謝したいです」
そう言って野球部へ入部テストに来たのは、元陸上部スプリンターの江口である。
「通学下校中、持ち歩いてる、あらかじめ水を入れておいた霧吹きで、路傍の苔に吹きかけるんです」
「合格」
辰巳は即決した。
「小学生の時、路傍の石という小説を、親に買ってもらった喜びを思い出したよ。お前と出会わなければ、路傍なんてワード、これから先思い出さなかったんじゃないかな」
辰巳は悠太に応援団長の木下を呼んでくる様、指示した。
「最近俺はテープに自分の声を録音する事で頭がいっぱいになってしまっていた。木下に、ありがとうとコールしてもらい、引き寄せの初心、物事に感謝できる自分に戻りたい」
彼はピッチャーを鼓舞するために、自らキャッチャーの後ろに立ち、ストライクのかわりに「ありがとう」とコールしてくれる。
実際、誰よりも「ありがとう」と言ってるのは、応援団長の木下である。




