表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/119

引き寄せ甲子園6

悠太:A高校2年生。スピリチュアル研究家・唾、脱糞研究家・シダ植物研究家・プロレス好き。


同じクラスの愛子と接近したことで、スピリチュアルに目覚め、音楽活動を通して自分の壁を壊しつつある。


安藤の教育係。


愛子:A高校2年生。スピリチュアル・プロレス好き。男でも容赦なくシバき倒す運動神経を持つ。


悠太の素質に気づく。彼とのフィールドワーク(散歩)を通して、人を見守り、救う事が自分の生き甲斐だと気づく。


実質彼女が今の野球部を支えている。皆がやりたい放題できるのは彼女のおかげである。


辰巳:50代。元A高校野球部。当時はプロに注目される程の投手だったが、家業を継ぎ、ダルマ職人になる。


悠太と愛子から刺激を受け、地域貢献活動に目覚めた。A高校野球部を甲子園に出場させるため一肌脱ぐ。


安田:A高校野球部監督。A高校野球部OBで、辰巳の後輩。辰巳に頭が上がらない。


安藤:A野球部雑用係に甘んじているが、エース級の素質を持つ。


前田:A高校野球部のエースだが、中継ぎ・クローザーの方が向いている。


坂口:A高校クリーンナップの一角を担う。

「自分に正直でいよう」


グラウンドでは辰巳が吹き込んだ声が、スピーカーから流れている。


引き寄せの法則でいう所は、穏やか、無欲でこだわりの無い人間が理想的だ。


辰巳は、必ずそうである必要は無いと、廃棄のダルマを部室に放り込むやいなや、校庭にいる部員たちにものを申した。


「ありがとうございます」


安田は部室の窓から顔を出して辰巳に目配せした。


好きなだけ、ダルマを制作できる。 


彼は放り込まれたダルマに涙した。


悠太は愛子と出会ってから、女の唾・糞好きであることを自己肯定して、ギターなど新しいことをどんどん始めている。


臭くても、何でも良い。


いつかやろうと、何も始めないまま死んでいく人間がどれだけいるだろうか。


悠太は部員たちと離れ、土手で1人、野花をみながら、ギターを適当にかきならしメロディーをつくってる。


家に帰れば、素人でも作曲可能なパソコンソフトを買ったのだ。


音楽として形にするのが楽しみで。


珍しく愛子は部室で安田の真向かいのデスクに座り、先日書いたホームページの修正をしている。


野球部員を取り上げ『週間ベースボール』の様な面白い記事を目標に書いている。


「ありのままで。そこ、体が固いよ。頭の中制限しないで。女体が脳裏にうかんだら、うかんだままにして振り切ればいいじゃない」


辰巳の声が、少しだけ気持ち開けた窓から聞こえてくる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ