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引き寄せ甲子園74〜嬉しい 逆十字〜

今日勝てばベスト4!


「先発をまかせられるのは安藤くんしか いませんよ」


アルプス スタンドで元プロ野球選手の遠山がつぶやく。


「いやぁ、嬉しいもんですね。サインくれ だなんて」


神戸在住の男性が遠山のもとに来て、しかも 相手校のユニホームにサインを求められた」


「元 大洋ホーエルズの あなーしゃ が神戸住みの人間からサインを求められるだなんて、しかも嬉しかろう」


「あなーゃって。僕は遠山です! 応援団の あなーしゃ野村さんと一緒に し始めましたか?」


「なんとなくな。あなーしゃ遠山って改名したら売れそうな気がしないかい?」


ダルマ師 辰巳はシダ植物の「絵」をダルマに描きながら言う。


A高 象徴の1つである「シダ植物」は、チームマスコットである だるま に描かれることで 更に映えた。


ここにきて外国人にも「shida daruma san」と売れに売れて。


嗚呼 「嬉しい 逆十字」である。


こんにちは。作者の 奥みかん です。


昔 プロレスの実況を聞いてて「腕しぎ 逆十字」が「嬉しい 逆十字と聞こえたものです」


嗚呼


ベンチでは 実質 監督の愛子が雑談することで先発 安藤をリラックスさせている。


それを見ていた 悠太は嫉妬で震えて 吐き気がしていた。


「僕は 新しい男だ。この痛みを受け止めて 前に進もう。しばらくベンチでギターは弾く気分ではないけど」


悠太は自分に言い聞かせた。


辰巳がダルマにシダを描く 悠太のアイディアを取り入れてブレイクしている。


その余裕もあった。


皆さまシダ植物が密集して咲いていたらどう思いますか?


グロく感じますか?


怖いんだったら、それは自然への「恐れ」です。


自然への畏敬。


嗚呼。


シダ植物のところで 息を深く吸うと気持ちいな。


嗚呼。

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