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誘拐されたので脱出します  作者: 抹茶闇ラテ
報告書一
4/51

脱出できるのか…?

ふん、我ながらいい選択肢をだしたと思う。

どう答えるか。

「…僕は…」

「無駄だと思うけど、いいわ!やってやりましょう!

 何もしないで死ぬよりかはずっとマシよ!」

「俺も脱出に参加する。ここから出ようぜ」

「想、貴方も一緒に行きましょうよ」

「ごめん…私…ここに残る」

やっぱりいた、こういう臆病。

「私は…誰かの助けを待つよ…」

「僕もここに残るよ。片腕ないしさ」

「…そう、では脱出…と言いたいが。窓は小さすぎ、壁は鋼鉄。

 唯一の出入り口はあのドアのみ、鍵はかかってる…?」

「あら、鍵がかかってないわ。ラッキーね」

「好都合、当初はこのドアは壁より薄い。だから広太の

 力でぶち壊させてもらおうと思ってたところだ」

「確かに俺は力には自信があると言ってたが…」

「まぁ、さっさと行こう」


私達はこの気味悪い研究所を脱出する第一歩を歩み出した。

こいつらから話を聞いた限りだと、ここ、私達を誘拐した奴らが

うろうろしてるらしい。武器付で。

なんと物騒なんだ、しかも、この研究所…

階数が多すぎる!ふざけるな!

推定50階…私達がいる所は…何階だ、何階なのだ。


「お、お前ら、ここは何階なんだ」

「え?分からないわよ」

「俺も知らね」


くそ、今の階を知りたいっ!

そんな事をしてる間だ、部屋(?)から出て数秒の間だ

ほんの数秒…もう誘拐した奴が私達を追いかけてやがるっ!なんでだ!

相手の武器は、ナイフ!とりあえず逃げろっ!

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