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誘拐されたので脱出します  作者: 抹茶闇ラテ
報告書一
21/51

目的という目的

…殺しに来たか…立花柊。


「…ななし達、僕に任せて」

「う、うん」


柊は鎌都にナイフを向き鎌都を襲う。

鎌都は軽々と避ける。

意外とキレがいい、鎌都は柊を攻撃したくないらしく、避け続ける。


「結花、おにーちゃんが危ない…なにか出来ない?」

「…ナイフを奪う事が出来ればいいんだろ。

 まぁ、どうやって奪うかは別だが…」


柊からナイフを奪う事は不可能ではない。

今のところこちら側を襲う気配はなさそうだ。


「…あ、そうだ。良いこと思いついた」


ななしは何かを持っている。スプレーの様な物らしい…


「これ、拾ったけど漢字だらけで分からないけど、相手に向けてやったら

 いいと思うやつなんだ。だからアイツに向けてやってみるね」


漢字だらけで分からないやつ…それは催涙スプレー…

どこで拾ったんだななし。

柊はななしに気づいたようで、ななしの方に振り向きナイフを刺そうとした。

ななしは不敵な笑みで催涙スプレーを柊に向けて浴びせた。

柊はナイフを落とし、顔を押さえる。かなりの激痛なんだろう、動けないらしい。

鎌都は驚いている。


「このスプレーってこんな効果があるんだね、驚いた」

「な、ななし…今のって…」

「これ、催涙スプレーらしい。こんな物もあるんだな、この研究所」

「…あ、あのさ。この人どうする?」


柊はうずくまってる。これは話は出来そうもない…

とりあえずナイフを取り上げる。


「鍵とか持っていたら、拝借すれば良いんじゃないか?

 抵抗も出来ない様だし」

「…い、嫌…なんか、やめておこうよ…さすがになんかかわいそうだし」

「それも…そうか」

「話が出来る様になるまで待つ?」

「…まぁ…なにか情報を持ってるかもしれないからな…一応、待ってみるか」


と言う事で、柊が回復するまで待つ事にした。

ナイフは取り上げているから、たぶん大丈夫だろう。

…他の奴らを見ると、血まみれな奴らがほとんど、どれだけ人を殺してきたのか…

だが、まだまだ終わらなさそうだ。




…しばらく柊が話すことが出来る状態まで待った。

とりあえず、話せる状態まで回復した。


「…柊。聞きたいことはいろいろあるが…まず、何故駒に協力をした」

「駒…あぁ、研究所の人の事か…まぁ、美夏達を助けたかった」

「美夏達…?」

「…生きていた。捕まって、倒れている状態で元の部屋に放り込まれた。

 そして研究所の人がこう持ちかけてきた。

 『協力しろ、協力するのなら、あの二人や、お前らの命を保証する』ってね。

 想も協力している」

「…達という事は、広太(アホ)も生きていたんだな」

「そんなとこ。そこで僕の目的の二つ目。あるところで裏切って、この研究所を脱出してやろう

 っていうのが二つ目の目的」


あぁ、そういう事か、これが脱出するチャンスだと思った訳か。


「だから、ホントは殺すつもりはなかった、あのナイフを触ってみてよ。

 フェイクだから」


…ナイフの刃を触ってみた、ホントにフェイクだ。二回も騙された…なんか悔しい。


「…ホントだ。フェイクだね」

「でしょ、それと協力するにあたってこの鍵をもらったんだ」

「どこの鍵なんだ?」

「この鍵は制御室の鍵。この制御室に行けばなにかが分かるよ」


私は制御室の鍵を受け取った。


「…柊、だっけ。君は行かないのかい?」

「僕はその駒の味方をしていたんだ。いろいろと疑うだろう…」

「…いや、僕は君の事を信じてる。だから君も行こうよ」

「…ありがとう。その言葉に甘えさせてもらうよ」


という事で、柊と共に制御室に行くことになった。

…柊はともかく、想はどこにいるのだろうか。

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