ローズさんこんにちは!
ガサッ
まだ、モンスターが居るのか!
俺とアスは、戦えるように体勢を整えた。
「くる…」
アスが前方を睨みながら静かに言う。
ギィィィィィ!!
バシュッ!
一瞬の事だった。
俺達の前にモンスターが現れた…がそれは、何かに斬られた。そして真っ二つに…炭になった?ダンジョンでのモンスターは、討伐された後は、魔石が出てくるのだが、このモンスターは、何も無く炭になった!!
「誰だ」
俺が今の出来事を理解出来ていなかったら
、モンスターが居た所から1人の女性が出てき…た…ぁぁぁぁぁぁぁ
「あなた!誰?」
アスが聞いた。ってお前のこの御方を知らないのですか!
「?」
アスが俺に向かって「?」な顔をしてきた。
もしかして今の俺、変な顔してた?
「レイこの人知ってるの?」
「え…だって」
声が震える。今、目の前に居る御方。
白を基調とした鎧を全身に纏い。可憐に戦い続ける、この国最大のギルドの超主力メンバー!この国周辺では、知らない人は、居ないんじゃ無いか!!
アスって薄々思ってたけど世間知らずなの?
「私の名は、『ローズ』だ、いきなり現れてすまない。」
ローズさんやっぱり男気半端無いッス
俺が初めて会えた感動に浸っていると…アスが
「へぇーあなたが『ローズ』なの?イメージと違う…」
え?なにこの子ローズさんに喧嘩うってるの?それと、やっぱりローズさんの事は、聞いたことあるんだ…世間知らずとか思っててごめんね、
けれどローズさんは、別に気にした様子も無く、
「あぁそうか。ん?君は」
ローズさんは、俺を見るなりなにか思い出したように、、え?なんすか?
「レイさっきから顔が気持ち悪いよ…」
…今日の俺は、運が悪いっぽい…