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駆け出し冒険者さん。  作者: 本田Ω
7/51

駆け出した。

太陽が俺達の天を越したくらいだろうか、俺とアスは、ダンジョンに潜っていた。


バシュッ!バシュッ!


と、心地よくは、無いがリズミカルにアスは、モンスターを討伐している。


本当にアス…強いんだ…


俺は、アスが昔開拓組と言うことを聞いたときから疑っていたのだが、アスは、ホント強かった。多分俺の3倍くらい…まさかなそんなはずナイヨー


「ふぅーこれで15体目ね!いい運動したなー!!」


アスがモンスター討伐に満足いったらしい


「レイは、モンスター倒さないの?」


俺に聞いてきた、けどねアスさん


「昨日まで2階層で精一杯だった俺がいきなり5階層は、無理なんだよ!!」


そう今俺は、5階層に居る。初めて来たが5階層は、2階層とそこまで環境は、変わらないらしい、がモンスターの強さは、やっぱり上がっていて1人で討伐は、まだまだ難しい


「そっかー、けど折角来たんだしがんばろ頑張ろうよ!私も援護するから!!」

「うーん、けどなやっぱり俺のナイフでこいつらと戦うのは、キツくないか?」


俺の基本装備は、ナイフ・防具 最低限なので低級モンスターは、倒せるがここら辺のモンスターでは、恐怖がぬぐえない


「男なら突っ走れ!!」

「うわ!」


アスに背中を押され草むらに突っ込んでしまった。


「イテテ…」


ガサッ


俺は、草むらに突っ込んで倒れたので立ち上がろうとした時…俺の前方から嫌な気配がした。


俺は、警戒しモンスターに気付かれないように体勢を整えた。


ナイフを構え、


「そこだ!!」


斬る。


だが、俺の腕には、なんの手応えも無く宙を斬っていた!


ギィィィィィィィーー!!


「!?」


今俺が斬った草むらからモンスターが現れた。


なんだこいつ?


モンスターは、俺がこのダンジョンで一度も見たことの無い形をしていた!

真っ黒く人間のような形で手足は、まるで鎌の様な…とても嫌な気がする。


「レイ下がって!!!」


アスの叫び声が聞こえた。


「クッソ!」


俺は、避けきれない。だから体を回してモンスターからの攻撃を受け流そうとした!


もう遅い!鎌の様な手が襲ってきた!!


バシュュュュ


「え?」


モンスターが目の前から消えた…


俺は、そのまま倒れ仰向けになった。


「レイ大丈夫!」


アスが近づいてきてくれた!


「何があったんだ?」


俺が聞くとアスは、


「どっかからビームみたいのが出て来て…一瞬でモンスターが消えた?のかな?」


アスも見ていたようだが、モンスターがいきなり消えたのは、分からなかったらしい…


ガサッ


もしかしてまだ、モンスターが居るのか!?




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