パーティー!そして出発!!
5…テーブルには、大量の料理が並んでいた。
「これってもしかしてアスが作ったの?」
「そうよ!ふふん」
アスは、自信満々に言ってくれた。
「ははは、ありがとう。もしかしてこれ、今日買ってきた食料、全部使ったの?」
アスは、目を合わそうとしなかった。こいつ…
「あれ!俺の一週間分の食料だったんだよ!!どうすんの!」
「また、明日がんばればいいんだよ!」
「いやいやいや!駆け出しの僕の経済力では、そんな事できないよ!!」
「わかったわ!!」
アスは、行きなり立ち上がり俺の正面に立って、
「私とパーティーを組みましょう!」
そしてアスは、俺に手を差しのべてきた。
けど
「俺は、断る」
「えぇーどうしてーー!」
「だって…アス、なんか怖いじゃん」
「私怖くないよ!!」
「それにどっちも駆け出しでのパーティーなんて…」
「大丈夫よ!そこは!」
アスは、自信満々に胸を張った。あれ?なんか思い出せそうで思い出せないことがあったような?なかったような?
「私これでも、前の国のでは、開拓組だったのよ!」
衝撃。多分今の俺の顔は、とてもショボい顔を、しているのだろうか…
「え?まじで…」
疑うよそれは
「まじまじ本当!けど、開拓するのが嫌で逃げたしてここに来たのよ!」
開拓するのが、嫌か、凄いな。開拓組とは、この世界にあるダンジョンの攻略を第一線でやっていてくれる冒険者の憧れである。
「そうね、私がダンジョンで稼いでレイ家事をするの!!完璧ね!」
「なんでだよ!嫌だよ!そんなの!俺だって冒険者やってるんだから!!」
それから少しの間、俺とアスの駆け引きが続いた。
正直。パーティーに誘われたのは、うれしかった。
こんな、賑やかな夕食も久し振りだ。
とても心地よく感じたんだ。
「「ごちそうさま」」
二人声を揃えて食べ終わりをしてから
「レイ今日泊めてって」
「え?」
いきなり言われても困る。
「ベッド1つしか無いんだけど」
「大丈夫!私どこでも寝れるから!」
薄々感じていたがアスは、もしかして野生児なんじゃないか?
「それに、もう暗いし」
「しょうがないなー」
アスの上目遣いかわいいな。そして今日の俺は、なんと言うかとてもあまちゃんだな。
「やったーー」
アスは、ベッドにダイブしていった!あれ?そこいっちゃう?
「おーい。アスー?」
アスは、心地よさそうに寝息をかいていた。
寝るのはやっ
まぁいいか。今日ぐらい。
俺は、アスが起きないように静かに部屋の明るさも控えて、魔法について書かれている本を読み始めた。
朝
「ふぁぁぁぁぁ~」
周りを見渡したらアスの姿は、無くなっていた。
帰ったのか。
日も上がっていてみんなの活動時間なのにここまで寝てたのか。
アスの姿は、無くなっていて。どうしてか少し寂しく思ってる。
久し振りに楽しんだからだろうか?
「切り替えて!ダンジョンに行くか!!」
また、新しい日を生き抜くために俺は、活動に移った。
身支度していて、気づいた事があった。右手の親指が、朱色に染まっていた。嫌な予感がする…
「レイ!おっはよーーーーーお!!」
バゴーンとドアが開かれて居なくなっていたアスが現れた。
「これで私たちパーティーよぉ!!」
は?
アスの手には、1枚の紙があった。
嫌な予感。
「はい、これ」
そこには、公認パーティーの文字…
「え?」
アスは、凄くいい笑顔をして
「これからヨロシクね!」
これも、1つの運命なのかもしれない。
僕の新しい人生には、最高なのかもしれない。
「しょうがないな…。よろしくな」
やっと、プロローグ的なお話の終わりですね!
これから、冒険させ!物語を、どんどん盛り上げて行きたいと思います!!
これからヨロシクね\(^o^)/