六代目と勇者の力
「私は、六代目勇者!」
アスの言葉で静まる。
……うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉまじか!
魔族との闘いで空耳かなと思っていたら本当に勇者だったのね!!
俺は、すごく焦る。
「へぇ~凄いじゃん」
俺が内心焦っている中でアオイさんは、それほどびっくりする様子もなく反応した。
アスは、アスでなんか複雑な表情をしている。
「アオイさん、何で私が勇者だって分かったんですか?」
アスが複雑な表情で聞く
「私ね、普通の人よりもなんか鼻が効くのよ
!」
ドヤ顔で言われた。
「次に、レイ君は?」
ドキッと音がしたくらい行きなりで動揺した。
「え?いや、僕は、ただの駆け出しですよ…」
この言い訳キツいか?
「ふ~ん。。そうなんだ」
アオイさんは、意味が深そうな笑顔を俺に向けてきた。止めてください。
「…次には、分かることか」
「「?」」
~食後・寝床~
アオイさんは、不思議な人だ。
何を考えるのか分からない。
それにアスもしっかり言ってくれた。勇者だと、
俺のこの力は、どうなるんだ?
(一度、味わってしまったらすぐには、辞められない)
心に直接響く声。オーブ
(お前は、こんな小さな事を考えるか。今からもっと大変だ)
オーブの言葉。
この先の事を知っているような口振りだ。
…返答は、無いのか
そんだよな!今日俺は、嘘をついたんだ。どう転んでも自業自得だ!
それなら前に進か!
俺が決心をしていると、
ガチャ
「おっす」
アスが部屋に入ってきた。少し気まずい雰囲気だ。




