出会い…3
3…やっと俺の本拠地が見えてきた。
「アス、あれが僕の本拠地だよ」
俺が指を指す方には、一軒の平屋が、あった。
「あれ?レイって何でも屋さんだったけ?」
アスが聞いてきた。そう俺の本拠地は、何でも屋さんをやっている。いやぁ違うんですけどね。
「何でも屋は、大家さんのだよ。」
「え?でも平屋で、一階しかないよ?」
「あぁ、地下の部屋に住ませてもらってるんだ!」
アスがかなり変な顔で見てきた。うわっ、なんすか?
「そんな事は、いいからこっちこっち」
そういって俺は、何でも屋さんの横の路地にひっそりある地下へ伸びる階段にアスを、招いた。
「ここが僕の部屋だよ!いらっしゃい!!」
初めてこの部屋に大家さん以外の人を、招いたな。
俺の住んでる部屋は、結構きっちりしていてキッチンもあり風呂もある。まぁ大家さんのお陰なんだけどね
「汚い…」
アスは、言った。
「…」
俺の部屋は、結構きっちりは、しているが本が大量にありそこら辺に積んであり
「まぁ、その、汚いのは、否めない」
だった本が楽しいんだもーん!
そんな事は、どうでもいいから飯だ!飯!
「ここお風呂あるの!入るね」
俺が心を切り替えているとアスは、小さな俺の部屋を、散策してお風呂を見つけたらしい。あ、勝手にいきやがった、
あの子なかなか図々しいのね…
とりあえず俺は飯を作る!とキッチンに立ったとき
「レイ~石鹸無いけどある~?」
すごく、すごくのんきなアスの声…あの子ここに住もうとか考えてんじゃ無いでしょうね?ダメ。
「あ、あるあるちょっと待ってな持っていくよ」
俺も優しいな。自画自賛。
そんな事を思いながら俺が石鹸を持ちながら脱衣場の扉を開いたら。
そこには、裸のア、、アス、があ!
「きゃーーーーー!!」
いきなり俺の顔に何かが飛んできた。胸…結構あった…。そこから、あれ?俺は、なにをしていたのだろうか??
あ、れ…ここは、どこだろうか?
俺が目を開けるとそこは、真っ白な世界が広がっていた。