出逢い…2
2…
俺は、今目の前にいる女の子に食料を分け与える事になった。
「パンでいいですか?」
俺は、聞いた。
「えっ!?そんな…」
女の子は、なぜか涙目でそう言った。いやそれは、こっちのセリフなんだけど…
「えっ…困ったな、ここで食べれるような物は、パンしかないし…」
困る。
「それじゃ!君の家まで行くからそこでご馳走してよ!!」
女の子は、目を輝かせながらそう元気良さそうに…元気良さそうに、この子元気じゃね?
「そう言ったって、僕の家と言うか本拠地…汚いからな…」
俺は、そう答えやんわりと断ってみた。
「ここで、食べるのも行儀が悪いじゃないですか!!」
「…」
見ず知らずの人に食料をねだっていた子が言う言葉なのだろうか…
「そう言ったって…」
この状況かなり俺が押されている。
そして、ここでだめ押しの一手!
顔を凄く近ずけて!
「ねぇ!いいでしょ!」
「…あぁ」
俺は、押されてしまった…まぁこれもなにかの縁だろうと、自分に言い聞かせてみた。
「それじゃ、俺の本拠地まで行くか」
気持ちを切り替え、俺は、この女の子と歩き出していった!
道中
「そういや、君名前なに?」
俺は、道中で聞いてみた。なんたって自分の本拠地に入れるんだから少しぐらい仲良くなってもバチは、当たらないんじゃないかと思ったからだ。いや、名前を聞いてバチが当たるのもなにかおかしい気がする。
「私?そういえば言って無かったわね!私は、『アス』って言うのヨロシクね!」
満面の笑みで言われた。
「君の名前は?」
逆に聞かれた。まぁ隠すような物でも無いので
「僕は、『レイ』って言います。よろしく」
俺的には、爽やかに言えたぜ!
「レイか、なんか普通だね」
「…え?」
「実は、私結構色んな国を廻ってて今まで色々な名前を聞いてきたけど…普通だね!」
え?酷くない?
「そうなんだ…アスって名前もそんな変わんなとオモウヨ?」
言われてばっかりじゃ悔しいのでこっちも嫌みをと思い言ってみた。心狭っ!俺!
「そう、やっぱりそう思った!」
なにいってんの?
「だからなんか似たような感じがして親近感が…」
アスは、そう言って少し遠くを見るような目をした。
なんかおかしい子に出会っちゃったな…
しかし、まぁの会話のお陰かこの後から少しずず仲良くなっていった。
けっこう陽気な子だった。
少し急ぎで書いたので文章が荒くなってますね!\(^o^)/てへへ
コメントなどまってます!!