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駆け出し冒険者さん。  作者: 本田Ω
13/51

作れない。



「なんで特注は、作れないんですか?」


アスが強気だ。アスとは、知り合ってまだ日が浅いのだが…


「すまないが、今ここでソードは、作っていないんだ」

「え!!」


びっくりしてしまった!鍛冶屋なのに剣?ソードを作っていない?…剣よりもソードって言った方がかっこいいからソードってこれから呼ぼうかな?


「実は、ね……」

アイネさんが口を開いた。





「つまり今、ここの鍛冶職人のククラさんが居ないから作れないのね」

「あぁ」


アスの問いにアイネさんが頷く。


「それに、ソードを作るための素材も無いんだ…だから他をあたってくれ」


うーんなかなか深刻な状況なのね『鍛冶屋ククラ』。


「アス、これじゃしょうがないよ。」

「アイネさんは、作れないのですか?」


俺が次の案を、言おうしたらそれを遮ってアスがアイネさんに質問を投げた。


「わたし?わたしか?わたしは、まだ修行の身だ。商品になるよなソードは、作れない」


アイネさんは、きっぱりと断った。

てかね、、アスは、なぜそんなにこの店に執着しているのだろうか?


さっきからおかしい。


「それに素材も無いんだ」


俺達には、どうする事も出来なさそうだ。


「なぁ、アス。今回は、もう帰ろうよ」


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