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¥0:茜色の思い出



「ユウちゃん。」


夕暮れの中、彼女は言った。


「わたしね、いっしょう およめさんに なれないのかなぁ。」

「どぉして?」


彼女の突然の寡白に幼い俺は戸惑った。


「だってね、おとうさんが『――は いっしょう よめには ださん』っていってるの。」

「ふーん。」

「ねえ、ユウちゃん……」

「じゃあ、ぼくが――ちゃんをおよめさんにする!」


我ながら大胆な事を言ったものだと思う。嫁にはやらないと言っている父親から娘を貰おうだなんてさ。


「ほんと!?」

「うん。」

「うちのおとうさん こわいよ?」

「だいじょうぶだよ。」

「『――にちかづく おとこは ちゃかで はちのすにしてやる』とか『ぽんとうで はらわた ぶちまけてやる』とかいってるよ?」

「だ、だいじょうぶだよ。ぼく、つよくなるから!」

「じゃあ わたし、ユウちゃんのおよめさんになるね!」


そう言って彼女は笑ったっけ。それがいつの事で、誰との会話だったのかは覚えていない。………今思うとツッコミどころ満載だ。だけど、彼女といると楽しくて嬉しくて―――思えばそれが俺の『初恋』だったのかも知れない。




...

どうも、ぺたです。性懲りもなくまた連載です。完結………出来たらいいなぁ。

とまあ、冗談?はこれくらいにして、後書きでは裏話や製作秘話等を語っていこうと思います!


それではさっそく。

タイトルの『にゅーりっちらいふ!』ですがnew rich/成金、life/生活、ということで『成金生活』ですね。………なんのひねりもありません。


とまあ、毎回こんな感じでいきます。暇な方はお付き合い下さいm(_ _)m


最後にここまで読んで下さった貴方に最大の感謝を。できれば感想・評価の方、お願いします。


【2008/02/17】

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