第1説 現実
今回は結構長いです
よろしくです!
今日は妙に冷たい風が吹いている
もう4月だと言うのに・・・
俺は今、青島国立高等学校の正門にいる。今日は入学式だ
「今日からまた、油断出来ない日が始まる」
俺は教室場所の紙を渡され、教室に向かった
ガラガラ(教室のドアを開ける音)
ドアを開けた瞬間何かがとんできた
「うおっ!」
俺は反射神経で何とかよけた
「チッ当たらなかったか」
「おいっ!てめぇ!今何か投げて、舌打ちしたよなぁぁぁ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
まぁいい・・・俺はとんできたものを確認した
カッターナイフだった
「これは、油断してるとすぐ殺られるな 中学のときより酷い」
そのやり取りをしている間に30代前半そうな先生が入ってきた
「よし!お前ら入学式だ主席番号に並んで講堂にいくぞ」
先生がそう言うと全員一斉にたちあがった
「異常だ これは、まともなやつがいない こいつら変人か」
そして、入学式を終え、再び教室に戻ってきた
「今日はこれで終わりだ!つぎは来週の月曜日登校!」
終わったとたんに全員一斉にたち上がり、教室を出て行った
「ヤバいこれは、本当にヤバい」
俺は今、脳も能力も貰ったり変えたりもしていない
あいつら絶対全員能力者だ
いろいろ考えていると、後ろから声をかけられた
「あのぉ~すいません石城誠くんですか?」
突然だったので、俺はとっさに後ろを向いた
同じ制服を着た女の子だった。
赤茶の長い髪の毛は、ポニーテールで束ねられている。
瞳は、薄い茶色で、顔立ちはとても良い
「ニコッ 花園 奏愛です」
この時、俺の中で何かが変わった
急に新キャラです!
ちなみに奏愛[かなえ]と読みます
石城[せきじょう]と読みます