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第五話 とある街道の喧騒

 どうもHekutoです


 第五話完成です、今回は色々な理由から少々短いです・・・とりあえず戦闘描写難しいです。いろいろ情景を思い浮かべながら書こうとするんですが良い言い回しとか浮かばないです、頭の中には妄想できるんですがねぇ。


Hekutoは、妄想力を解き放った!しかし、言葉力(MP)が足りないようだ!

あほな事は、いいですよね・・・それでは第五話『とある街道の喧騒』始まります。

『とある街道の喧騒』


 チュンチュン・・・チチチ・・・チッ!

「ん?んー朝か・・鳥は早起きだねぇ空はまだ白んだばかりみたいなのにね・・・てか最後のやつ舌打ちじゃなかったか?」

 焚き火を弄りながらハーブティーで空腹を誤魔化しているうちに寝てしまったようだ。


「何気に危険なことしていたような・・安全と言われていたけど何時襲われるか解らないところで野宿&爆睡とか」

 寝ぼけた頭で再確認し、生きてる事の素晴らしさに感動してしまう。そんな事を一通り終わらせるとこれからの行動方針について考え始める。


「人里を探してカードの更新?再発行?をやってもらわないと、それにお腹も空いたし・・・他には金策も必要かな?あるとは言え使えば無くなるわけだし」

 どんな場所でもお金は重要です、偉い?人が言いましたお金で買えないものはほとんど無いって。・・・彼女とか買えないのかな・・・。


 そんなどうでもいい事を思考しながらも移動するため準備をはじめるユウヒ、合成魔法で作ったものをバッグに詰めていく。昨日の薬のリベンジで色々試しに作った薬、それを入れた茶色い陶器製の小瓶、こちらも色々試行錯誤してできた茶葉とそれを入れておく紙袋、そのほかにもよくわからないものまでごろごろと。

「ふむあとは持ち運びに困るでかい物と焚き火の後始末かな・・・一箇所にまとめてっと」


「粉々にして土に還そうか・・・妄想開始、【範囲限定】【サイクロン】!」

 妄想とキーワードを唱えると目標の空間で風が竜巻のように吹き荒れる、それは触れたらミンチ確定な風の暴力だが俺の立っているところまで効果は及ばない。


「うんうん、うまく行ってるな複数キーワードによる魔法の変化と強化」

 調べてみると妄想に対して複数のキーワードを使うことで範囲、威力、形状等変化させることが出来るようなのである。今回は効果範囲を限定したので焚き火を含めたごく小さい範囲にしか効果が及ばず、さらに妄想より狭い範囲に押し込まれた為圧縮され威力の強化につながったようだ。


「お、終わったか・・・見事に砂塵と化したな、こりゃ対人じゃ使えないかな?」

 冷や汗を拭いながらもその場を後にすることにした。





キィン!・・!!ガン!・・・!!ザシュ!・・・

 そこは森の程近くの街道、いつもは自然の音しかないそこには今怒号と剣戟のおとが響いていた。その街道には複数の人影、山賊であろうか粗雑な服や鎧を身にまとった男達と二人の男が戦闘をしているようだ。すでにその地面には動かない数人の山賊と思われる者たちが倒れている。


 二人のうち一人は騎士甲冑を身に纏い長剣でもう一人は質の良い軽装に綺麗な両刃の剣使っている、街道の茂みの辺りには彼らの馬車だろうか斜めに傾き動けず馬がもがいていた。


「おおぉ!」


「・・!けひゃ・・」ドサッ

  甲冑男は気合の声をあげ襲い掛かる山賊を袈裟切りにしその命奪う。山賊は口から声ともつかない音を漏らし地に伏した。しかしその直後、甲冑男の背後から別の山賊が体当たりをしかける。


「ぬぐ!」

 甲冑男は堪らず体勢を崩す、倒れないように無理やり振り向くように体制を維持するが。


「おらぁ!死ねやぁ!」ザシュン!

 振り向いたときには既に山賊はその右手に持った斧を振り下ろし、鎧に覆われていない右太ももの辺りを服ごと浅く切り裂く。


「ぐぅ!」

 甲冑男は苦悶の表情を浮かべ尻餅を着く形で倒れる。


「バルカス!くっ!・・・はぁぁぁっ!」ガシュン!

 別の相手と鍔迫り合いをしていた軽装の男は、仲間の危機に気が付き目の前の男を力任せに突き飛ばした。そのまま体勢を崩し手に持った粗雑な剣で身構える山賊、しかし軽装の男は突き飛ばした勢いのまま相手を武器ごと切り裂いた。


「はひゃはは!あばよぉ!!・「ドス!」ぇ?・・けは・・」

 バルカスと呼ばれた男の目の前には、確実に殺せると思ったのか嗤いながら斧を振り上げる男。しかし次の瞬間その男の胸からは赤く染まった両刃の剣が生えていた。


「バルカス無事か!」ズリュ・・ドシャ。

 軽装の男は山賊の絶命を確認すると剣を引き抜きバルカスの元に駆け寄り状態を確認する。


「くっ!・・ありがとうございますアルディス様、足を少しやられましたが大丈夫です」


「まったく・・心配を「アルディス様後ろ!」な!」


「っグゾがぁぁぁ!」

 すべての敵を倒したと油断したのか二人は忍び寄る影に気づくのが遅れた。アルディスと呼ばれた軽装の男が振り向き見た光景は、全身を自らの血で赤く染めた山賊が怒りの形相で斧を振りあげている姿だった。


「(くっ!武器破壊のせいで傷が浅かったか!)」

 アルディスは山賊の武器ごと切り裂いていた、そのため死に至らしめるほどの一撃を与えられなかったのだ。今にも振り下ろされそうな死にアルディスの体は動かなかったが、そこで天から助けが舞い降りたのだった。


「・・・・・・しょう、でりゃあー」

 とある人影は声と共に現われアルディス達の頭上を飛び越える、そしてそのまま斧を振りかぶっていた山賊を蹴り飛ばす。蹴り飛ばされた山賊は宙を飛びそのまま森の茂みの中へと消えドスンという音を響かせた。


「ふぅ・・・クソがしたけりゃ茂みに隠れてするのがマナーだぜ」

 山賊を蹴り飛ばした男は、ふわりと重力を感じさせない着地をし茂みに向かって惚けた事を言い放つのだった。

 えーいかがだったでしょうか?短かったですよねぇw


 今回はおまけ話無かったけど次頑張るます!え?本文頑張れって?・・・ガンバッテマスヨ?(;゜∀゜)


 そんなわけで次回予告?叫ぶバルカス!動けないアルディス!そして現われるなぞの男その正体は!「バレバレですね」「ふっ、バレバレだな」「バレバレっスね!」そんなこといったらあかーん!?


 ではまた次回会いましょう。( ゜∀゜)ノジ

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