第十三話 イノシシ穿つハリネズミ
どうもHekutoです。
執筆速度が落ちてきた今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?そんな今日の良き日?第十三話を投稿できました。
ネタ的妄想はまだ滾々と湧き出でるのですがやはり整理が追いつかないですねぇまぁ、そんな感じで出来た第十三話『イノシシ穿つハリネズミ』をどうぞ
『イノシシ穿つハリネズミ』
どうやらアルはまだ引きずっているようであったが今はいつものニコニコ顔である。
なんだかなぁと思っていると【探知】の魔法が大型の敵性反応を感知する。対象を絞っていたのでまず間違いないだろう。
「まさか!シェラ?」そんな声が馬車内から聞こえたがとりあえず無視してバルカスに伝える。
「バルカス!前方に大型の魔物が居るみたいだ!おそらく当りだと思う注意してくれ!」
「え?」
「なに!?わかった!総員戦闘準備!」
「ふんふん・・確かに獣臭いねぇ・・」
「シェラも反応したみたいだな間違いなさそうだ・・」
よくわからないがシェラは探知系の能力でもあるみたいだな・・ヒューリカは鼻を鳴らしている流石獣人だね。
「どうやら向こうも気が付いたみたいだな・・バルカス!こっちにまっすぐ近づいてきているぞ!」
大型の反応が急速に近づいてくるのが分かる。
「そうか・・アルディス様馬車から降りて戦闘準備を提案します!」
「うんそうだね・・この辺りは大きい岩などの遮蔽物が多いはずだうまく利用して!」
「おっしゃーいくぜ!」
「はしゃいですっころぶんじゃないよ!」
ガレフとヒューリカは荷台から飛び降り岩に隠れながら移動する。
「ど、どこだ!魔物め!ぼくが・・」
馬車にしがみ付きながら辺りをキョロキョロ見回すナルシーに悲劇?が起こる。
「さっさと降りんか!」
「う、うわぁ!」
馬車を止めたバルカスがナルシーを蹴落としたのである・・バルカスは負傷の為メルと一緒に馬車警備であるが足大丈夫なのかな?思いっきり蹴ってたけど。
「【身体強化】【飛翔】【大楯】」
三つキーワードを唱えると力が湧き体が軽くなりそして自分の周りに不可視の力場を感じる。
そして俺は馬車から降りると3メートルほどの大きな岩の上に飛び上がり槍を抜いた。
「ひゅ~・・すげぇじゃねぇかユウヒのヤツ」
「あぁまるでアタシら獣人並みだねぇ」
口笛を吹いて驚くガレフと心底感心するヒューリカの元に残りの4人も走ってきて集合する。
「はぁはぁ・・どうやら何か魔法を使っているみたいです魔力行使を感じました」
「お、全員そろったな・・ユウヒ!やっこさんは見えたか?」
「ユウヒすごいなぁ」
「・・・・」コクコク
「ぐぬぬぬ・・」
上からカステル、ガレフ、アル、シェラ、ナルシーの順番である。
「はっはっはすごいな土煙と木をなぎ倒しながらこっちに来てるよ・・岩の上から注意を引きつけるから回り込んでくれ!」
まるでモンスター映画のワンシーンみたいな光景に笑いが漏れる、しかしその進撃は止まりそうに無い現状が気持ちを切り替えてくれた。ガレフ達に自分の行動方針等を伝え馬車からなるべく離れるように、少し遠い場所にある同じくらいの高さの岩に跳ぶ。
「おう任せとけ!みんな行くぞ!」
俺が目的の岩に着地すると同時にヤツが土煙の中から現れた、土で汚れた茶色い毛皮に発達した頭、長くはないがとても太い牙が前方に迫り出している。
「あれがアサルトボアか知識通りの姿だな・・とりあえず止まってる今のうちに【ロックボルト】」
妄想魔法は頭の中の考えとキーワードが重要らしい俺はこの時、石でできた太い螺旋状の物が弾丸のように飛んでいくことを想像していた。結果足元の岩が粘土のように姿を変え一個の太いボルトになって銃弾のごとく飛んで行った。
ゴッ!
「ブギィィ!」
高速で射出された石の弾丸はボアの額に直撃し痛そうな音を立てるも、少し血が出る程度の効果しかない様だ。
「どうも距離が開きすぎて威力が落ちてるみたいだな?まぁいいか、そらもういっちょ!【ロックボルト】」
ゴッ!
「ブギィィィィ!!」
威力が落ちていても相当痛いのだろう激しい鳴き声の後俺を補足したヤツの目は怒りに燃えていた。
俺の名前はガレフ、しがない子持ち冒険者だ。今はアサルトボア討伐依頼の真っ最中だが。
「おいおい…マジかよ」
俺は目の前の光景に驚いていた、今回初めてパーティを組んだユウヒが目立つところで注意を引きつけている間に全員で奇襲をかけるのが今やろうとしている作戦なのだが。
「ありゃ地属性の口語魔法かねぇ…それにしてもアサルト種の額に傷を付けるなんてどんな威力なんだい、カステルあんたできるかい?」
ヒューリカのやつが呆れたように話す横でカステルの嬢ちゃんがぶんぶんと顔を横に振り答える。
「…私は火属性ですけど同じくらい地属性が使えたとしても無理ですよ。距離も開きすぎてますし」
実際かなり難しいだろうアサルト種の魔物は総じて額など顔周辺の耐久度がとんでもなく高い、その代りかその他の脚や背中や腹などは比較的柔らかいのだが。
「これでFランクなんだどんだけギルド貢献してこなかったんだか」
本当に笑えてくる冗談だぜ。
「まったくだね…お、ユウヒに気が付いたねガレフ左から回り込むよ!」
「おう!カステル達は右から回り込め!間違っても俺らに当ててくれるなよ?王子様!娘達を頼んます!」
ヒューリカが先行するのを追いかけつつ指示を出す。
「私そんなへましませんわ!いきましょシェラ」
「・・・ん」コクリ
「うん、まかせてくれ」
一著前のことを言いつつシェラと行動を開始するカステル…昔に比べりゃ動けるようになったがね…今はボアに集中しないとな。
「ちょ!カステル置いて行かないでくれたまえ!?」
…あいつの方が100倍危なっかしいか・・。
「ん?こっちに突っ込んできた!?」
知識では知っていたがその大砲の様な加速力にびっくりしてしまう。このまま来ても足元の岩にぶつかるだけだが・・・念の為別の岩に跳び移る準備をする。
「【飛翔】、「ゴガン!」な!?とぉう!」
何とも情けない声を上げすぐ近くの岩に跳び移る俺、準備ができた瞬間ヤツはもう岩の目の前まで来ておりそのまま岩にぶつかったのだ。・・何故か納豆が恋しくなった。
「とと、おいおいどんだけだよ…」
目の前の光景に冷や汗が垂れる。岩めがけて突撃したボアはその衝撃で牙を岩に突き刺したまま四つ有る足全てが宙に大きく浮いていて海老反りになっている。さらにその突撃を受けた岩だが。
「見事に真っ二つにさけちょるでー」
あまりの衝撃映像に言葉使いがオンラインゲームでネタとして使っていた時のものになる。3メートル近い大きな岩は真ん中に大きな裂け目を作り割れていた。
流石にボアもあれだけの一撃で目がくらんでいるようだ、足を地面につけた現在も頭をふらつかせている。どうやら頭は良くないようだ・・その時。
「今だ行くぞヒューリカ!」
「まかせな!はぁぁ!」
後ろに回り込んだガレフ達がふらつくボアの右後ろ脚の方から攻撃を開始する。ガレフは大上段に構えた大斧で右後ろ脚の付け根を、ヒューリカその身体能力で華麗に跳躍しボアの背中に槍を突き立てる。
「なに?」
「…ちっはぁ!」
ドシュ!ズブ!っと言った何とも生々しい音がするもガレフは怪訝な表情で下がり、ヒューリカも何か感じたのか槍を抜いて横薙ぎに再度切りつけた後、後方に下がる
「カステル!目くらましだ!」
「赤き炎よ我、敵を貫け!【ファイ・ア・ランス】!」
「美しき蒼き水よ「ガッ!」ぐふぉ!」
ガレフの声に反応するように反対側に回り込んでいたカステル達?から魔法による援護が入る。その槍状の炎はボアの顔に当たり視界を奪う。あと何か変な音が聞こえたような。
「よし!いったん下がれ!ユウヒ来てくれ!」
ふむ…何かあったか?ガレフに呼ばれてボアから距離を取った岩場に跳ぶ。
「どうした?何か変な顔をして下がったが?」
「あぁ・・どうもあのアサルト、ユニーククラスかもしれん思ったより刃が通らねぇ」
ユニーククラス、他とは違う能力などを持った魔物などにつけられるサブクラスのことである、実は、このユニークと言うのもこの世界のバグが作り出す現象で。本来なら有効に成らない無効部分の素質などが何らかの理由で有効に成るのが主な原因なのだ。
「見た目は大型より少し小さいんだけどねぇ槍も心臓迄届きそうにないよ」
いや、あの巨体の心臓に槍の刃をとどけるって…流石獣人族なのか・・。
「ユウヒの魔法の威力なら弱い部分つけば何とかなるかもしれん、俺らが攪乱すっからよ?何かいい魔法はねぇか?」
今回は地属性と近接で行こうと思っていたが・・いや?
「腹も弱点だよな?」
「あぁそうだねぇ一番もろいんじゃないかねぇ?」
ならいけそうだな、イノシシめ俺の妄想力をとくと味あわせてやる…くくく。べ 別に最初の突撃で肝を冷やした仕返しじゃないからね!?俺、誰にいいわけしてるんだろ。
「わかった、準備ができたら叫ぶから全力で後退してくれ」
それだけ言うとポジションにつく為、近くの岩場に隠れながら移動を開始する。その間もカステル達が魔法で目くらましをしているようだ。
「よぉし!ヒューリカはカステル達に説明!俺はヤツの注意を引きつける!」
「あいよ!無理すんじゃないよ!」
…あの二人を見ているとかつてのギルドメンバーを思い出すな…ふふふ楽しくなってきた。
「おら!こっちだ!」
ガレフがボアの後方から現れ挑発しながら器用に立ち回る。
流石ベテラン冒険者だね・・さてとりあえず解析してみるかな、茂みに隠れながらアサルトボアに右目を使う。
【アサルト・ボア・ユニーク】
イノシシ亜目
ボア科
アサルト種ユニーク
短く太い牙と発達した頭蓋骨が特徴のボア。
その特徴を活かして繰り出される強力な突撃力が主な攻撃手段
特徴:発達しすぎた頭蓋骨、太い牙、強靭な四肢(瞬発)、鋭敏な嗅覚、ユニークスキル
ユニークスキル
引き締まった体:本来の大きさより小さくなる代わりに物理防御を高める。
風の加護(足):風の加護により足が速くなる。しかし地属性耐性にマイナス補正
おお、これは凶悪だな唯でさえ瞬発力すげーのに小さくなって足早くなるとか相性抜群だろ…これがこの世界のバグか。
「しかし地耐性にマイナス補正かいい感じだねそれでは妄想開始っと」
狙うは腹、そして使うのは地属性…範囲、威力、想定完了。ガレフ達が動きやすくなった瞬間を狙って俺は茂みから飛び出す。
「準備完了!下がれ!」
「よしきた!」
「まかせたよ!」
攪乱に参加していたヒューリカから激励がとぶ、そして俺はボアとの距離を縮めながら妄想を開放した。
「大地よ発起せよ!【グラン・ヘッジホッグ】!」ゴゴゴゴゴ!
ボアの手前2メートルほどの場所に手を付きキーワードを唱えると、手をついた辺りからボアめがけて地面が次々に発起していきボアの腹の下に到達した瞬間、地面から大量の太い針が現れる。
「おわ!?えげつねぇ…」
「ありゃまるでハリネズミだねぇ」
後ろからガレフの驚く声、ヒューリカはいつもの口調でその惨状に感想を告げる。
針は硬質的な色合いで見るからに固そうである、それは俺の妄想通りにボアを腹から刺し貫いた。
「すごい・・」
「ユウヒすごいねー!」
「・・!・・」コクコクコク
カステルは目を丸くして、アルはのんびりとした口調で賞賛する。シェラが興奮したように頭を縦に振る隣で何故かナルシーが気絶している。ナルシーの身に何が…。
ボアはしばらく動いていたがその動きも次第に無くなる、すると今まで刺さっていた針が大地に戻っていきボアは大地に倒れた。
「なるほど・・対象が死ぬと戻るのか・・便利だ・・」
「何が便利だ・・だ、おめぇが使った魔法だろ、えげつない魔法使いやがって」
「そうかなぁ?」
この手の魔法はよくゲームでもお馴染みの地属性魔法だからあまり意識しないで使ったが確かにちょっとエグイかもしれない。
「そんなこといいじゃないか、それよりさっさと解体するよ」
ヒューリカがナイフを取出しながら言った。そうか皮とか牙とか素材になりそうだな、俺の中の収集癖が疼くのを感じた。
「そうだな、さくっと剥いじまうか」
「なぁ?こいつの肉っておいしいのか?」
イノシシの肉は昔食べたことがあるが、あれはなかなか旨かった記憶がある。気になって聞いてみた。
「あ?あーどうだろうなぁ別の種だったらおいしいヤツもいるが基本ユニークは不味いって評判だぜ?だから大抵は皮や牙剥ぐくらいだな」
ふむ、どうやらユニークは不味いらしい残念だ。
「そうかぁ」
「あのユウヒさん」
おいしくないと聞いてちょっとがっかりしていると後衛組も戻ってきたようだ、シェラがナルシーを引きずってきているのがシュールだった。
「お?おお大丈夫だったか?すまないな前線に出張っててそっちの守りにつけなくて」
出発前にカステルに言っていたことが守れなかったので謝罪する。まぁその分囮役はできたからマシかなぁ。
「へ!?いえ!こちらは特に攻撃されませんでしたから…」
何かカステルの様子がおかしいがどうしたのであろうか?まぁ何かあればそのうち言ってくるだろう。
「ユウヒーすごかったよーあんな魔法初めて見たよぉ」
「おう!俺も初めて使った!」
「初めて実戦で使ったんですか!?」
実際はぶっつけ本番だったんだけどね!まぁここに来るまでにいくつか考えていたものの一つではあるんだけど。ここはそれっぽくかいしておく。
「うん一度実戦で試したかったんだよ」
「ユウヒ!すまんが手伝ってくれ!」
どうやら剥ぎ取りの手伝いらしい、今後必要になるだろうから見て損は無いだろう。
「お?わかった今いく!それじゃアル達は先戻ってなよこっちは剥ぎ取って戻るからさ」
「そうだね、それじゃメイにお茶を入れてもらっておくよ」
そういうとアル達は馬車のほうへと戻っていった、やっぱりナルシーはシェラに引き摺られていた・・・・シェラって結構力強いんだなぁ。シェラの力に感心しながらガレフの所に向かった。
「お、すまねぇが足持っててくれ皮が剥ぎ辛くてな」
「了解、よいしょっと」
剥ぎ取りやすいように足を持ち上げながら二人の剥ぎ取りを見て置く、自分でやる時の為に覚えとかないとね。
「(そういえば素材として解析してなかったな、よし)」
剥ぎ取り方を見ながらついでに何か使えそうな部位は無いか探す
【アサルトボアの皮】
アサルトボアの皮、獣臭い。
【アサルトボアの太い牙】
アサルトボアの太い牙、非常に太く使える部分が多い為様々な加工品の材料になる。
【獣肉】
固くておいしくなさそうな獣肉、匂いがきつく好き嫌いが分かれる。
【風の魔石】
風属性の魔力が結晶化した不純物の多い石、魔法具などの材料や風属性の魔法を増幅してくれる。
【砕けた大地の魔結晶】
砕けてしまった大地の結晶、魔石がさらに濃縮して再結晶化した純度の高い結晶。魔法的価値だけでなく宝石的価値も高いが砕けている。
「ん?」
何かないか解析していると丁度お腹のあたりで妙な反応が出る。
「(まさか胃の中かな?)」
「どうした?」
「んーちょっと気になることが…腹掻っ捌いていいかな?」
「おういいぜ?でも内臓もおいしくないとおもうぞ?」
どうやら食べると思っているらしい…モツかそれもいいな・・。なんてことを考えつつすでに革を剥いである部分に槍をさして内臓を引きずり出す…グロイけど意外と平気なところが怖い。
「んー・・このあたりかなぁ?
「内臓なんて突いて何してんだい?アタシの鼻には結構きついんだよね…」
どうやらヒューリカの鼻にはかなりきつい臭いの様だ。若干気にしつつも目当てのものを取り出す。
「お、出てきたこれだな?」
「おや!そりゃ魔石じゃないかい、よく気が付いたねぇ」
「なに!?魔石が出たのか流石ユニークだな」
どうやら珍しいがユニークならある程度あることのようだ。さらにぐりぐりと槍で探すと砕けた宝石のような物も出てきた。
「!!!結晶まで…ねぇユウヒぃ当然出てきた素材は山分けよねぇ?」
すると急に甘えた風な声を出しながらヒューリカが腕を絡めてくる、しかし獣の匂いと血の匂いで色仕掛けの効果はいまいちである。
「おま…本当宝石になると意地きたねぇなぁ、しかしよく入ってるのが分かったな?あれか?やっぱり魔力を感じるのか?」
ふむ確かに取り出して見てみると少しだが魔力を感じる気もする。とりあえず適当に答えておくか。
「まぁ少しだけね、何となく入ってそうな気がしたんだ」
「ねぇユウヒてばぁ!」
こっちを向けと引っ張ってくるヒューリカ・・相当宝石が好きなようだ。
「まぁその辺は後で相談と言うことで」
「そうだそうだ!いいからさっさと剥ぎ取ったのまとめんの手伝え!」
一人剥ぎ取った素材をまとめているガレフの援護射撃!ナイスだガレフ。
「…しょうがないねぇ、要相談ってことだね…ふふふ」
そんなやり取りをしながら剥ぎ取った素材をまとめて馬車まで戻るのだった。ついでにボアはそのまま放置していたら野生の生き物が綺麗に食べてくれるそうな、自然の摂理だねぇ。
こうして初めての討伐依頼は終わった、まぁまだ護衛依頼が残ってるわけだけど。
いかがでしたか?
等々やってきた戦闘描写・・・なんだかあっさり終わってしまった感が否めないわけですが、アレですかねもっとこう2話編成くらいにしたほうがいいのかなぁ?
まぁとりあえずは、異世界のモンスターとその特異性や世界観が伝わればいいかなと思います。何かあれば感想とかくれてもいいの・・・ゲフンゲフン・・・。
次回予告!?戦いが終った戦士達は一路王都へ!そこで戦士達は真実を知るそう!彼がなぜ地に伏したのかそしてユウヒに迫る・・・・。
それでは次回またここでお会いできることを願ってーさようならぁ( ゜∀゜)ノジ