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ワールズダスト  作者: Hekuto


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百三十二話 国喰らいし異形

 どうもHekutoです。


 修正作業完了いたしましたので投稿させていただきます。楽しんで頂ければ幸いです。



『国食らいし異形』


 強欲の森中央に位置する都市であったトミル王都、さらにその中央で畏怖すら感じさせていた巨大なトミル王城。国の中央に位置し最も高層の建築物であった城は、まさにこの国の象徴であり誇りであった。


 しかしそれも過去の話、今では中央にそびえ立っていた筈の巨塔は崩れその姿を消し、その代りにと言わんばかりにある存在が城の中央を占領している。


「な、何だこりゃ」

 それは深く抉れた大地の底から這いずるように溢れ出し、巨大な胴体は嘗て存在した巨塔より尚太く、周囲に伸びた緑色の手先は城中央に存在した居住区を破壊しつくしていた。


「これは今までで一番大きいでござるな」

「てか根っこが凄い事になってんなおい」

「良く見ろこれ、町とか城の中で見た蔦と同じだぞ」


 その存在を一言で表すなら『巨樹』である。クレーター状に抉れた場所から大きく伸びたその巨大さは、エルフの森で見たどの巨木より太く大きく、その威容はユウヒ達四人を驚かせるには十分であった。


 さらにそれらの樹から伸びる太い根は大地を割り浸食し、先になるほど細く細分化されており、良く見ると城内のいたるところに張り巡らされている。


「これって強欲の森でも偶に石に絡んでなかったか・・・」

 そしてそれは町中、さらに強欲の森内部にも存在しており、気が付いたユウヒは思わずそう一人ごちると表情を曇らせた。


「ユウヒ右目右目!」

「そうでござる右目で視れば何か分かるでござるよ」

「あの樹何の樹?」


「お、おう」

 巨大な樹を見上げる忍者達は、ユウヒと違い目を輝かせている。どうやら彼等には単純に大きな樹としてしか捉えられていないようで、嫌な予感をヒシヒシと感じるユウヒとは違い名前や樹の詳細が知りたいようだ。


「なぁ、あの辺りって崩れてるけど元々城の一部だよな?」

「そうでござるな、あの樹の後方も瓦礫の特徴から見てお城みたいでござる」

「あー浸食されてんなありゃ・・・でも樹って建物破壊するほど浸食するもんかね?」


 今まで枯れ切った大地しか目にしてこなかった彼らにとって、久しぶりの緑色は目にも心にも優しいのであった。しかしその癒しとなった樹の根が犇めく地面には、潰された城の一部が存在し、その瓦礫に不穏な空気も感じ始めている様だ。


「確かに、天空の城は壊れてなかったでござるな」

「いやあれはファンタジーだお」

「いや、普通の樹もここまでの破壊はしないだろうから、破壊後に生えて来たんじゃね?」


 忍者達は最初こそ大きい樹と言う事で喜んでいたものの、良く見れば破壊の爪痕をいたるところに目にすることが出来、いつものやり取りに戻り始める。まぁ元から可笑しな三人なので大した違いは無いのだが・・・。


「確かにあの樹はファンタジーだな、でもこの樹も似た様なもんかも」


 忍者達が生命の力強さに感心していると、右目の力で樹を調べる事に成功したユウヒが、巨木を見詰めながらそう呟く。


「お、何か分かったか?」


「あれは作られた樹らしい、しかも異常状態付きだ」

 ヒゾウがユウヒに振り返り問い掛けると、ゴエンモとジライダもユウヒに自然と目を向け、三対の瞳に見詰められたユウヒは、あごに指を添え首を傾げ神妙な表情で右目から得られた情報を話し始める。


「病気か?」

「災害の中で生き続けただけでも凄いでござるが、病気にはなったでござるか」


 ユウヒ曰く作られたと言うこの巨樹、その緑の葉が生い茂り活力を感じる見た目の状態に反して異常があるらしく、ジライダとゴエンモはトミル王国唯一の生き残りと言ってもいい樹に同情的な視線を向けた。


「いやぁ、あれが災害の元凶かも・・・」


「「「は?」」」


 しかし、続いてユウヒの口から飛びだした神妙な声に、三人の忍者は驚きに満ちた声を洩らすと、目を見開いたまま固まるのだった。





 驚きの真実に忍者達が混乱している頃、強欲の森外周部に展開しているグノー王国軍野営地では兵士やエルフ、冒険者達が交代で様々な仕事に従事している。様々なテントが並ぶ野営地の一角には、エルフ達の伝統的なテントである深緑のテントも規則正しく建てられていた。


「はいどうぞ」


「ありがとうございます」

 そんなエルフ達のテント群の中でも最も大きなテントであるセーナとナルボのテントの中では、調査隊を見送ったアルディスが、セーナに誘われお茶の席に座っている。


「堅苦しいなぁ、グノーの子はもっと砕けてると思ったんだけどな?」


「父上ですか?」

 アルディスの精神状態を考えてお茶に誘ったセーナであるが、目の前に座る友人の息子の姿を見て、思わず眉を寄せてつまらなさそうな声を洩らす。お茶に口を付けていたアルディスはその言葉に顔を上げると、思い当たる人物を上げて首を傾げる。


「そ、災害の時以来会ってないけどね」

 アルディスの想像は当っており、バルノイアが子供の頃からの付き合いであるセーナは、どこか寂しそうに最近会えてないと言外に告げた。


「・・・セーナ殿は「今はプライベートと変わらないわ、もっと柔らかくね」えっと、セーナさんは災害の原因は何だと思いますか?」

 セーナが浮かべる表情に心当たりのあったアルディスは、話題を変えるべく口を開くも、その言葉は直ぐに遮られてしまう。どこか嬉しそうな笑みを浮かべた彼女の表情から、自分の気遣いが見透かされていることに気が付いたアルディスは、少し恥ずかしそうに言い直して質問を口にする。


「・・・そうねぇ。私もいくつか仮説を立てたけど、どれも確証がないのよね」


「そうですか、グノー王家の研究者達には精霊説と悪魔説があるんですけど、どっちもバトーは違うって言うんですよ」


「ふぅん・・・そうね有りそうだけどちょっと苦しいわね」

 トミル大災害と言われる災害の原因が分かっていない事は依然も話したが、かと言って研究が行われなくなったわけでは無い。今も尚遅々として進まない研究を続ける者達は居り、その中にはグノー王家直属の研究者達も存在する。


 しかしその研究により導き出された仮説も、グノー王国の賢者こと庭弄りをこよなく愛する男バトーには不評であったらしく、それはセーナにとっても同様である様だ。


「あ、でも学園都市の研究機関が出した仮説は面白いってバトーが言ってましたよ?」


「あらほんと? あの子がね・・・どんな仮説なの」

 バトーとも長い付き合いの長命種族であるセーナは、バルノイア同様にしばらく会っていない彼の姿を思い出し、そのバトーが面白いと言う仮説に興味を惹かれたようで、楽しそうな表情を見せる。


「はい、カースツリーの亜種か上位種による侵攻って言う仮説なんですけど、元々あって否定されたものを組み立て直した仮説らしいです」


「あら? 私と同じタイプの仮説ね」


「そうなのですか?」

 その仮説とは、強欲の森を事実上占領しているカースツリー、その上位種相当の存在による侵攻説であった。この仮説において上位種はカースツリーを生み出す母体型と想定されており、定期的に強欲の森から現れるカースツリーは総数が増えすぎ溢れているものと考えられている。


「そうよ、精霊の力は感じなかった。悪魔ならあの威圧的な魔力を感じる筈、でもそれも無い」


「・・・」


「森エルフ特有の感覚なのだけど、あの災害の時に樹の気配は確かにしたのよ・・・それが理由、一応カースツリーだって元は樹だからね」

  この考えに行きついたのはセーナも同様であるが、彼女達エルフ特有の感覚によってたどり着いた仮説も、未だにその存在を確認出来ないカースツリーの上位種と言う壁に、確証を持てないでいるのだった。


「なるほど、でもそんな存在が本当にいるのでしょうか?」


「そうだねぇ、僕も聞いたことが無いなぁ」

 確認できない未知の存在には、セーナの隣で静かにカップを傾けていたナルボも、アルディスの言葉に苦笑を浮かべるしかない様である。


「あのキナ臭いトミルだもの、その手の研究をしていたとしてもおかしくないわね」


「研究ですか?」

 しかしセーナには思い当たる事でもあるのか、何故か不機嫌そうに眉を顰めると目をつぶってお茶の満たされたカップを口につける。アルディスが不思議そうに聞き返す彼女と、トミル王国には色々と因縁がありそうだ。


「そ、トミルって農業大国でしょ? 常にその辺の研究は進めていたのよ」


「農業に魔物の研究ですか?」


「さっきも言ったけどカースツリーって生命力はすごいけど元は樹なのよ、精霊付きとは別の方法で魔力を得たのがカースツリー、精霊付きの影響で生まれたのがトレントなんかの樹妖精よ」

 この世界には、樹人族と呼ばれる種族のカテゴリーが存在する。その中でも人に近い種族はアルラウネ等の妖花族と呼ばれ、元々の植物に近い姿のトレント族などは一般に樹妖精と呼ぶ。


 そんな樹妖精が生まれるには精霊付き、所謂樹の精霊が宿った樹が必要となり、魔物であるカースツリーはトレントと似て無くは無いが、その生まれに大きな違いがあるのだ。


「・・・まさか、あの生命力を普通の樹に?」


「そう言う事ね」

 争いを好まず長い時を生きるトレント族は国家間で保護する決まりがある為、トミル王国も手が出せなかったようであるが、魔物でありトレント同様に高い生命力を有するカースツリーはその限りでは無かった。


「でもいったいどうやって・・・」

 魔物とは言え、元は彼女達エルフが大事にしている樹である。そんなカースツリーの研究には彼女なりに思う所がある様で、アルディスに見せるその表情はどこか詰まらなさそうだ。


「そうね、解っているのは特殊な樹の種の噂を聞いたくらいね」


「まさかその種が、ですか?」


「普通に育てたのならまだ穏便に終わってたんでしょうけどね、私達はこの災害がトミル王国の余計な実験により引き起こされたものだと思ってるのよ」


「・・・」

 アルディスの問い掛けに対し、当時の事を思い出しながら話すセーナの表情からは、彼女のトミル王国嫌い、正確にはトミル王家嫌いが如実に伝わってくる。そんな彼女の私情も多分に含まれた予想は、強ち間違いでは無いのかもしれない。





 一方そんな研究が行われていた場所だなどと思いもしない三人は、トミル最後の研究成果と思われる樹の前で表情を引き攣らせていた。


「・・・動いてねェかあの樹」

「ま、まさかぁ? カースツリーじゃあるまいに」


 その理由は樹に向かって歩いていた4人の前で、急に長く伸びた巨木の根が空に向かって蠢き始めたからである。


「あ、ラスボス」

「「あ・・・」」


 その姿は敵を警戒して威嚇する動物のようにも見えたが、ヒゾウの言葉ですべては一つの答え(フラグ)に繋がったのであった。


「いや、あれとも違うっぽいぞ?」

 しかしユウヒはそんな三人に声をかけるとカースツリーの親玉説を否定する。その理由はユウヒの右目に映し出された文章によるもので、どうやら根本的にカースツリーとは違う存在の様だ。



【試作量産型世界樹0045型】

 人の手により作られた世界樹の試作品。

 万能の樹創造計画により作られた試作世界樹0045型は、現実世界から切り離された内部空間に大量の水を補完することに成功した。しかし内部空間の維持に必要な魔力を抑える事が出来ず試作のままで終わり、種は製作者によりFE0046年に窒素封印処理がされる。


状態 空間魔術維持魔力量低下 異物寄生 生態変質 暴走(弱)



「あの名作に出て来る世界樹?」

「聖剣はどこですか?」


 膨大な情報に眩暈を感じたユウヒが抜粋した説明内容に、ヒゾウとジライダは妄想と妄言を洩らす。決して目の前に樹は伝説にもなってなければ、伝説の聖剣も刺さってはいない。


「試作? 量産? 人が作ったでござるか」


「情報が膨大過ぎるから一部しか見てないけど、たぶんそうなんだろうな」

 どうやら人の手で作られたとしか思えない情報にゴエンモは首傾げ、ユウヒは肯定しなが頷いて見せる。


「わかったぞ! こいつが魔力を周りから吸ってんだろ!」

「あぁ・・・自分の機能維持するためにか」


「ありそうだな」

 ユウヒの隣で蠢く世界樹を眺めていたヒゾウは、はっと何か閃いた様に目を見開くと、珍しく核心的な内容の声を上げて周囲を感心させ、その予想にユウヒも神妙な表情で頷いて見せる。


「まぁ暴走は解るとして、寄生に生態変質って何でござるか?」


「なんだろな? 寄生木でも寄生してるんかな?」

 とりあえず魔力吸収の原因は確定したようであるが、まだまだ目の前の存在には謎が多く、ゴエンモの言葉に首を傾げたユウヒは、巨大な樹のあちらこちらを右目で観察し始めるのだった。


「こんなでかくて妙な樹に宿るのかよ、とんでもない寄生木だな」

「しっかし、これが危険物としてどうやって回収するんだ?」

「燃やして灰にしたらいんじゃないでござろうか?」


 ユウヒが観察を続ける傍らで、三人の忍者は周囲とうねるだけで攻撃してこない巨樹の根を警戒しながら雑談を交わす。どう見ても危険物だと思われる樹と、それに寄生する寄生木っぽい何かを回収するにしても、今の状態では不可能に思われた三人は燃やす方向で話を進めている。


「燃えるのか? ぁサラマンダー呼ぶのか?」


 しかしこれだけ巨大な樹を燃やすには膨大な熱量が必要となる事は明らかであり、ユウヒ自身自爆の可能性が怖くて実行する気には慣れず、他力本願な考えになっていく。


「「「ノウッ!」」」


「うお!? びっくりするな、急に大声出すなよ」

 しかしその考えは即座に振り返った三人のピッタリと合わさった咆哮で、民主的に否決される。


「あんな火事はもう勘弁だヨ!」

「ガチムチお断りだぜ!」

「トミル廃都が今度はトミル灰都になってしまうでござる」


 どうやら幼女サラマンダーは彼等に酷く嫌われてしまった様だ。まぁ仕方ないと言えば仕方ないのではあるが、彼女本来の姿を知った時、彼らが同じ意見を通すことが出来るかは不明である。


「あぁまぁ気持ちは分かるが、ん? なんだこれ」


「何か見つけたか?」


 三人の荒ぶる心も分かるのか、ユウヒは右目で巨樹を調べつつ苦笑を洩らす。しかしそんな談笑も束の間、何かを見つけたユウヒは、首をかしげるジライダに頷きつつその何かを注視する。


「あぁ寄生木じゃなかったと言うか・・・これが危険物なんじゃなかろうか」

 ユウヒが目を顰めて注視した先にあったものは、今回ユウヒ達がここに来ることになった目的である危険物の様で、その詳細を目にしたユウヒは表情を引きつらせた。



【渇望の昇華結晶】

 渇望と言う感情を特殊な核を用いて結晶化した物で、手にしたものに欲望を与え理性を抑制する作用があるが、現在は核の故障で暴走状態にあり、所持したものの理性全てを封印している様だ。この結晶の存在を知る者は一部の管理神だけであり、大戦終結後以降は行方不明として現在も捜索中である。



 ユウヒが目にした危険物【渇望の昇華結晶】の説明には、管理神と言う最近聞きなれてしまった言葉が書かれており、どう考えてもこの世界に混入した危険物としか思えない内容なのであった。


「どう考えてもそれですね」

「本当にありがとうございました」

「それを回収したら終了でござるか」


 ユウヒの読み上げた危険物の説明に、三人は何とも言えない表情を浮かべている。どうやらあまりに分かり易い危険物の説明内容に、思わず脱力してしまった様だ。


「むぅ・・・回収したいけど、どうやって? 何か明らかに警戒されてる気がするんだが」

 ゴエンモの言葉に悩むよう声で唸るユウヒ、なぜなら現在進行形で増え続ける蠢く木の根は、ユウヒが三人に調べた内容を話したあたりから急激に動きを活発化させていたからである。ユウヒの言葉で警戒心が上がったのか、それとも単純に近付き過ぎただけなのかわからないが、どう考えても一筋縄には行きそうにない。


「あの中央に付いてる宝石みたいなのだろ?」

「ふ、我らの木登りスキルがあれば問題無いな」

「一応反りたつ壁も昇れるでござる」


「危なくないか?」

 しかし忍者達は、いつものどこから出てくるのか溢れる自信が伝わる表情で笑うと、心配そうな表情を浮かべるユウヒに揃って親指を立てて見せる。


「ささっとやればいけんじゃねぇか? 基本的にでかい敵の動きは鈍重と相場が決まってるし?」

「まぁ三人で行けばなんとかなるでござろうし、ユウヒ殿は何かあった時のバックアップで」


 相手は大きくて鈍いと当たりを付けたジライダに、ゴエンモは頷きユウヒに後方からの援護を頼む。


「そだよな、能々考えたらこの四人の中で一番装甲薄いしなユウヒ」


「まぁ・・・シャツにジーパンで上からポンチョ、靴もスニーカーだからな」


「服の素材だけなら完全に後衛職以下の服装だな」


 実際ユウヒは家を出かけた時の服装にポンチョを追加しているだけである。割としっかりした装備を身に着けている忍者達と違い、本来なら前に出て戦えるような装備ではないのだ。


「そいじゃひとっ走り行って来るぜ!」

「だからお前は急に突っ走んな!」

「行くでござる」


 況してや今回に至っては謎の巨大生物、大きさと重さはそれだけで驚異的な破壊力を生み出す為、ユウヒは忍者達の言葉に従い自重することにしたのだが、


「うーむ、大丈夫だろうか?」

 三人の黒いおとこ達が走り行くその後ろ姿に、ユウヒは一抹の不安をぬぐうことが出来ないのであった。



 いかがでしたでしょうか?


 どう考えてもフラグ満載なユウヒ達四人は、目的を達成できるのか・・・むしろ無事に今日と言う日を終えられるのか、続きは次回をお待ちください。


 それではまたここでお会いしましょう。さようならー

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