おすすめ☆☆《ギャグ短編》ベランダから街中で【魔法】ファイアーを連唱する不届き者が見えたので、通報しました

なろうラジオ大賞6 参加作品です。

前作【犬の散歩中に、めっちゃ怪しい勇者がおってん SNSに書き込み中】と新シリーズ化しました。

名ずけて

【逆異世界転生？うちの街！めっちゃ変な人達来るんやけど・・・(￣▽￣;)】です。

よろしくお願いいたします(*´ω｀*)

あたしはただのOL。

ある日、ベランダから星空見ててん。

そしたら！

うちのマンションの下で、「ファイアー！」と、叫んでる薄汚いローブで顔を隠しているめっちゃ怪しい男がおるねん！

あたしは、「あちゃーーー、またかぁーーー」

と、大きなため息をついた。

そう「またかぁー」とは、先週も愛犬と公園を散歩中に、逆異世界転生してきためんどくさい勇者に出会ったばかりだったからだ。

あれも、異世界転生？

(あーーーめんどくさいなぁーーー今度は、絶対に関わりたくないわー)

と、思っていた矢先に！！！

ナント‼️ その薄汚い魔法使いの男は、あたしが住んでいる階に向けて、「ファイアー！！！」を詠唱してきてん！

「なっ何すんねん！アホーーー」

家をあんな訳の分からん奴に燃やされるもんかぁーーー！！！

と、とっさにあたしは、ベランダに置いてあった【高圧洗浄機】で反撃に出るのだった、、、

【高圧洗浄機】VS【ファイアー】

の戦いが今、始まろうとしていた。

FIGHT！

お互いが、技を繰り出す！

あたしは部屋がある5階から水属性の【高圧洗浄機】を発射！有利属性

対する薄汚い魔法使いは、地上から呪文【ファイアー】を詠唱！不利属性

マンションの二階付近でお互いの技と技とが

せめぎあう！

しかし、その均衡状態は、バランスを崩し始めたのだった。

魔法使いの【ファイアー】が徐々に【高圧洗浄機】を押し始めたのだ。

「これーヤバくない？」

あたしは焦ったけど、、、咄嗟に水量調節バルブの存在に気付いた！

キラーーーーーーーん(　-`ω-)✧

「ふふふ、勝負有りーーー！」

あたしは、この戦いに勝利を確信したのだった。

そして次の瞬間！！！

「これでもくらぇーーー！？」

あたしは、水量調節バルブを【弱】から【強】へと一気に切り替えたのだった。

ブシャーーーーーーーーーーー！！！

高圧洗浄機の攻撃は、魔法使いに直撃！！！

そのまま、魔法使いは気を失った、、、

今だぁーーーすかさず、あたしはポケットに入れていたスマホで通報！！！

怪しい魔法使いは、連行されて行ったのだった。

そして、あたしは【勝利】するのであった。

マンション中に響き渡る雄叫びと共に、、、

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